仮想通貨の時価総額世界ランキングでトップ10入りしている、ソラナ(Solana)のことが気になっている人はいませんか?ソラナにはどういった特徴があるのか、投資するメリット・デメリット、買い方、将来性などについて、徹底的に解説していきます。
目次
ソラナ(Solana)とは?
ソラナ(Solana)の概要と特徴
ソラナは、2020年に誕生した仮想通貨です。誕生から間もないにも関わらず、ソラナは一気に時価総額の世界ランキングトップ10に入るなど、今、投資家達から大注目されています。価格の上昇が続いているソラナについて、概要や特徴を押さえておくことは非常に有意義です。
仮想通貨には、それぞれ誕生した目的があり、果たす役割も1つ1つ個性的。たとえば、決済通貨になることを目的としているコインもあれば、法定通貨と価格連動することを目的としているコインもあります。そんな中ソラナは、新しいアプリ開発のプラットフォームとなったり、他のブロックチェーンと互換性を持ち、ブリッジとしての機能を果たすこと等が、主な目的として期待されています。
ソラナ似た性質を持っている仮想通貨の中で、最もメジャーなものといえば、それはイーサリアムでしょう。イーサリアムは現在、圧倒的な人気を誇っていますが、ソラナはそんなイーサリアムの牙城を崩すほどの強力な存在であると言われています。
ソラナ(Solana)の価格と時価総額
ソラナの価格および、時価総額は、コインマーケットキャップ等のサイトで確認することができます。
仮想通貨は価格の変動が激しいので、必ずリアルタイムで最新の情報をチェックしましょう。
ソラナ(Solana)のメリット
他のネットワークと相互運用できる
ソラナの最大の特徴と言えば、他のブロックチェーンと互換性がある点です。
ソラナはイーサリアムとのブリッジ機能があることを発表しています。イーサリアムはメジャーなプラットフォームなので、他の仮想通貨もイーサリアムとは互換性を持とうと努力していますが、ソラナの場合は互換性に特化した仮想通貨になろうとしているため、イーサリアム以外のブロックチェーンとも積極的にブリッジ機能を構築しようとしています。
ネットワーク化が進む時代において、互換性に関して強みのある仮想通貨は存在価値が高く、将来性に期待ができると言えるでしょう。
処理速度が速く高性能である
ソラナは、処理速度などの面において非常に性能が高く優れています。
たとえば、ビットコインは1秒間に6〜7、イーサリアムは13〜15のトランザクションしか処理できないのですが、ソラナは桁違いで5万ものトランザクションを処理できます。
ビットコインやイーサリアムの処理速度問題に打ち勝つべく、リップルなどの仮想通貨も登場していますが、ソラナはそれらの性能をも軽々と上回っています。
また、処理速度の問題を抱えている仮想通貨は、レイヤー1、レイヤー2、とレイヤー分けをすることで、その問題を解決しようと苦慮していますが、ソラナの場合はレイヤー1のみで完全に処理が完結してしまいます。
米大手銀行のバンクオブアメリカは、これらの特徴を踏まえた上で「ソラナは暗号資産界のVISAになるだろう」と述べています。
取引に掛かるコストが安い
ソラナの処理速度が圧倒的に速いことは前述の通りですが、ソラナの場合、それほど高性能でありながらコストも掛からないのが魅力です。
具体的には、トランザクションの手数料が、ビットコインやイーサリアムの30万分の1ほど。正直、比べ物にならないほどの性能を誇っていると言えるでしょう。
ステーキングで報酬を得られる
ソラナにはステーキングの機能があり、通貨を所有しているだけで報酬が得られてしまいます。
ステーキング機能を実装している仮想通貨は近年増えて来ていますが、ソラナの場合は年利がおよそ10%ほどと利回りもかなり良いので、おすすめできます。
ただし、ステーキングをすると「ロックアップ」といって、自由に売買できない期間ができてしまうので、そこには注意が必要です。
多くの企業と連携が取れている
ソラナは互換性を意識している仮想通貨だけあって、多くの企業やプロジェクトと提携しているのが魅力です。そのハイスペックな機能が評価され、現在500近い企業やプロジェクトと提携しつつ、開発が進められているのです。多くの信頼できる団体がソラナを支持しているため、ソラナには充分、将来性があると予測できるでしょう。
NFTプロジェクトが始まっている
ソラナは、2021年に「Degenerate Ape Academy」と言うNFTのプロジェクトを立ち上げています。立ち上げ直後の10分間において、猿の画像が1万枚も売れるなど、このソラナのプロジェクトは大きな話題を集めました。同時に、ソラナの価格も大きく上昇しています。
NFTは今後、オンラインゲーム、アート、その他、各種契約を必要とするような分野において、その性質が有効利用されると期待されていますので、投資をする上でNFT事業に参入できている仮想通貨なのかどうかは、必須で注目すべき事項と言えるでしょう。
ソラナ(Solana)のデメリット
購入できる国内の取引所が少ない
ソラナには目立ったデメリットはありませんが、唯一難点を挙げるとしたら、それは国内での取り扱いが少ない点でしょう。
現状、ソラナの取り扱いがあるのは、日本国内だと「Liquid(リキッド)」のみとなっています。
コインチェック、ビットフライヤー、DMMコイン、などテレビCMでもよく見掛けるような取引所では、まだソラナの取り扱いがスタートしていないので、現状ソラナを入手するとなったら、リキッドで口座開設をするか、海外の取引所へ仮想通貨を送金して購入するかの、どちらかとなります。
ソラナ(Solana)の買い方
現状、ソラナを日本国内で購入するためには、リキッドという取引所で口座開設をする必要があります。
リキッドでの口座開設を考えていない場合は、国内のお気に入りの取引所で口座開設をし、そこでビットコインなどの取引用ペア通貨を購入し、別途口座開設をした海外の取引所へ送金を行ってから、改めてソラナを購入することとなります。
以下、その手順をまとめます。
- 日本国内の取引所で、口座開設する。
- 日本国内の取引所に、日本円を入金する。
- 日本国内の取引所で、ペア通貨(ビットコイン等)を購入する。
- 海外の取引所で、口座開設する。
- 海外の取引所に、ペア通貨を送金する。
- 海外の取引所で、ソラナを購入する。
ソラナ(Solana)のチャート
ソラナの過去から現在までの値動きは、チャートで確認できます。
コインマーケットキャップ、トレーディングビュー、等のサイトにアクセスし、必ずリアルタイムで最新の情報をチェックしましょう。
ソラナ(Solana)でよくある疑問
ソラナ(Solana)の発行枚数は?
ソラナの発行枚数には、上限がありません。
発行枚数に上限がないと、インフレを起こしてしまい、価値が下がるなどと言われていますが、あのイーサリアムにも発行枚数には上限がありません。それでありながら、イーサリアムは時価総額でビットコインに続いて世界2位をキープし続けています。
よって、発行枚数のことについて、現状そこまで気にする必要はないでしょう。
ソラナ(Solana)の価格予想
ソラナの2022年時点での価格は、日本円換算でおよそ1万円ほど。
この価格は今後、数年以内に5〜6倍ほどになるのでは?と言われています。つまり、5万円〜6万円ほどにまで値上がりする可能性があります。
あくまでも予想ではありますが、ソラナの機能性や、話題性などを考えると、この価格は決して到達できないラインではないでしょう。
ソラナ(Solana)はどんな人におすすめ?
ソラナへの投資は、こんな人におすすめできます。
- 多くの企業と提携していることに魅力を感じる人。
- 広く互換性があることに魅力を感じる人。
- 話題性の豊富なコインに魅力を感じる人。
- メジャー過ぎないコインを応援したい人。
- 高性能であることに魅力を感じる人。
- 海外の取引所にも口座開設できる人。…etc.
ソラナ(Solana)にはウォレットが必要?
ソラナからは専用のウォレット、「Phantom」がリリースされています。その他にも「Math Wallet」というウォレットが存在しているのですが、ファンからは、Phantom の方が利用しやすいと好評を得ているようです。
イーサリアムでメタマスクを利用している人は、ソラナにおける Phantom がどのようなものかイメージしやすいでしょう。Phantom があれば、ステーキングなども楽に行えますので、ソラナのブロックチェーン上で仮想通貨投資の軸足を築きたいと考えている人は、マストでダウンロードしましょう。
ソラナ(Solana)の今後と将来性
ソラナはローンチされてから間もない仮想通貨であるにも関わらず、1年ちょっとで仮想通貨の時価総額ランキング世界トップ10入りを果たしているほどの存在です。
他のブロックチェーンとの互換性があることや、高性能で処理スピードが速く、コストも安いことなどから、多くの投資家達がソラナに注目しています。
今後、数年以内に価格が5〜6倍ほどに値上がりする見込みもあるので、今からチェックしておきましょう。
まとめ
以上、仮想通貨ソラナに関する情報をまとめさせてもらいました。国内では取り扱っている取引所が少ないので、海外の取引所で購入することが必須となるかもしれません。いずれにしてもまずは、国内の仮想通貨取引所で口座開設の手続きを行いましょう!