仮想通貨「日本で人気の販売所」で絶対に買ってはいけない理由

仮想通貨の「販売所」を利用している人は情報弱者です。
あなたはきっと「爆益を出すぞ!」とか考えていると思いますが、これらの販売所を使っていたら、すでに負けていると言っても過言ではありません。
それぐらい手数料が高いです。

なぜ手数料が高いのに人気の販売所になれたの?

あなたは「なんでそんなに手数料の高いサービスが人気になれたんだ?」と考えたことでしょう。私も思いました。
とりあえず一番人気のとこ使っておけば間違いないでしょう!などと思い、
特に調べもせず、色々なサイトで紹介されているコインチェック、ビットフライヤー辺りの販売所を利用すればいいか!で選んでませんか?
調べるのが面倒なので、おすすめされた取引所を使ってしまうって人が多いようです。
調べるのは時間も労力もかかり大変なので、その気持ちはよくわかります!

実は各サイトがこれらの販売所をおすすめするのには理由があります。
サイトで紹介されているサービスには、すべてアフィリエイトリンクが貼られているのです。
アフィリエイトとは、サイトのリンクをクリックして誘導されたユーザーがサービスを利用すれば、サイト運営者に報酬が入るシステムのことです。
例えばですが、仮想通貨取引所の登録の場合、1件当たり1万円貰えるケースも珍しくありません。
サービスによってアフィリエイト報酬額は違うため、高額な案件ほど人気の取引所として紹介されやすいのです。

インターネット業界に携わっていない一般の利用者は、この事実を意外と知らなかったりします。
筆者はアフィリエイト業に10年以上携わっているため、当たり前のようにこの事実を知っていますが、意外と普通のサラリーマンなどに話を聞くと知らなかったりします。

検索をしているとよく「おすすめの仮想通貨取引所ランキング」など見かけるかと思います。
あれは私から見ると「アフィリエイト報酬額ランキング」にしか見えません。
「1位が一番報酬額が高いんだろうなー」といった感じです。
実際に仮想通貨の案件を扱っているASPを調べてみると「ですよねー」っとなります。

仮想通貨の取引には「販売所」と「取引所」の2種類がある

まず、仮想通貨は主に2種類の取引方法があります。
このどちらを使うかで手数料に大きな差が生まれます。
それが「販売所」「取引所(板取引)」になります。

「販売所」取引とは?

販売所取引は「あなた」と「販売所」の取引になります。コインチェックを利用していれば「販売所=コインチェック」になります。
販売所には、利益を上げるために必ずスプレッドというものが組み込まれています。

例えば1ビットコイン(BTC)の価格が500万だったとします。
すると販売所での購入価格は515万位になるでしょう。
もしも売る時は485万位で売ることになります。
販売所取引にはスプレッド2~3%で設定されていることがほとんどです。
スプレッドは販売所が必ず利益を上げれるように設定されています。
販売所でビットコインを100万円分買うと、買ったと同時に97万円になってしまいます。
この手数料の高さはハッキリ言って異常です。

「取引所(板取引)」とは?

取引所に登録しているユーザー同士の取引になります。
個人間の取引となると大変そうと思うかもしれんせんが、簡単にできます。

ハッキリ言って「販売所」取引のメリットってなにもありません!
色々なサイトで「販売所」の方がメリットがあるように書かれていますが、ユーザーを誘導したいがために書いてあるだけです。
仮想通貨の取引=「取引所(板取引)」と思ってください。
逆にこれができないのであれば、仮想通貨に手を出すのはやめた方が良いと思います。
それぐらい「取引所(板取引)」で取引をすることは重要です。

比べるとどのくらい手数料に違いが出るの?

例えば、Bybit(バイビット)の取引所(板取引)を利用した場合
現物取引の手数料:Maker:0.1% / Taker:0.1% となっています。

MakerとTakeとは?

取引所(現物)の板に出ている指値注文について売買が成立した際に、その指値注文を出していた取引参加者を「Maker」と呼び、その相手方となる注文を発注した側を「Taker」と呼びます。

仮に100万円をビットコインにした場合、99万9千円がビットコインに交換できて、千円が手数料として支払われることとなります。
販売所の取引と比べると雲泥の差が出ます。

販売所

100万円購入で3万円の手数料
1000万円購入で30万円の手数料
1憶円購入で300万円の手数料

取引所(板取引)

100万円購入で1000円の手数料
1000万円購入で1万円の手数料
1憶円購入で10万円の手数料

ちなみ日本の取引所である「GMOコイン」はさらに安い手数料です。
Maker:-0.01% / Taker:0.05%

GMOコインの場合、指値注文で出すと市場に流動性を提供したとして報酬を受け取れます。
もう一度言います。手数料を支払うのではなく、報酬を受け取れます。微々たるものですがプラスになるということです。
Maker:-0.01% となっているので、100万円の指値注文で100円が受け取れます。
販売所を利用していた方からすれば「なんじゃそりゃ!?」ではないでしょうか?

Takerの場合0.05%となっていますので、
100万円で500円の手数料
1000万円で5000円の手数料
1憶円で5万円の手数料

となっています。

「bitbank(ビットバンク)」も手数料が安いです。
Maker:-0.02% / Taker:0.12%
成行注文を出さずに指値注文しかやらないというのであれば、GMOコインより手数料が貰えます。

しかし日本円の出金手数料が、550円/770円(3万円以上)となっています。
GMOコインは無料です。

このぐらいの差であれば、あとは自分の使い勝手の問題でどちらを選ぶか決める感じですね。

コインチェックもブラウザーでの板取引が可能になっていました。
コインチェックのヘルプセンターで「「販売所」と「取引所」は、何が違うのですか?」という記事が2021年11月10日に公開されているため、おそらくこの頃に開始したと思われます。
https://faq.coincheck.com/s/topic/0TO7F000000NeRRWA0/
手数料は無料となっていますが、指値注文のみ取引可能となっています。

結局どの取引所が良いのか?

結論をお伝えすると、
日本の取引所の場合は、「GMOコイン」bitbank(ビットバンク)です。

海外の取引所の場合はBybit(バイビット)BINANCE(バイナンス)になります。

Bybit(バイビット)日本人にとても人気が高い取引所です。
日本語対応されていますし、仮想通貨のインフルエンサーである青汁王子こと三崎優太さんや、与沢翼さんもおすすめしています。

BINANCE(バイナンス)世界一の仮想通貨取引所です。
世界4位の仮想通貨BNBを発行していますし、扱っているコインの種類も豊富です。

日本の取引所は仮想通貨の種類が少ない

比べてみると日本にも素晴らしい仮想通貨取引所があると分かります。
しかし日本の仮想通貨取引所には、コインの種類があまりないことに気が付くでしょう。
日本の仮想通貨上場の審査はとても厳しく、メジャーなコインの一部しか上場していません。
世界中で人気のコインが全然上場していないのが現状です。
そのため日本の取引所で日本円をビットコインなどの仮想通貨に換え、その後海外の取引所に送金し、そこで目当てのコインに投資するのが主流となっています。
世界には2万種類ほどのコインが登場しているのに、日本に上場しているコインはわずか数十種類という悲惨な状況です。
日本では仮想通貨が新規上場する際、金融庁の許可が必要になるため、サービス提供者がいくら頑張っても種類を増やすことは難しいのです。

仮想通貨を始めると辿り着くのがこの流れ

結局「GMOコイン」もしくは「ビットバンク」で仮想通貨を購入、
世界で一番人気の「バイナンス」もしくは日本人に人気の「バイビット」送金して運用するのが一般的となります。

私は仮想通貨を始めたとき、海外の取引所を直接利用すればいいんじゃないの?と考えたこともありました。
ですが海外の取引所は日本円を基本的に扱っていません。
クレジットカードで仮想通貨を購入することもできますが、手数料が凄く高いです。
どのくらい高いか忘れたのですが、スプレッドよりも割高だったはずです。

まとめ

ここまで書いたことが人気の仮想通貨取引所の実情です。
この記事が役に立ったと感じた方は、ぜひツイートでもシェアでも何でもいいので押してください。
少しでも仮想通貨利用者に知ってもらうことで、バカ高い手数料を撲滅しましょう!
日本の仮想通貨業界が、少しでも良くなることへ貢献できれば幸いです。

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