そろそろ資産運用を始めたいと考えている人にとって、仮想通貨(暗号資産)は、気になって仕方がない存在でしょう。こちらでは、仮想通貨が資産運用に向いているのかどうか、解説をしていきます。
仮想通貨(暗号資産)は資産運用に向いている?
資産運用を始めたい人にとって気になるのが、仮想通貨に手を出して良いのかどうかでしょう。
手堅い印象のある投資信託と違い、仮想通貨って何となく危なっかしいイメージがあるかもしれませんね。
私自身も、芸人さんが先輩にそそのかされて仮想通貨に手を出し、大損をした的な話を聞きかじったことがあるので、仮想通貨ってバブリーだけれど、得をする人と損をする人の差が激しく、確かに危なそう…という印象を持っていました。
大前提として、仮想通貨には変動率が激しいという特徴があります。
前日比で5%くらいの振れ幅があるのは、当たり前。たった数日で10%くらい変動することもあり、日々ジェットコースターのような曲線を描くのが、仮想通貨の現状です。
そもそも投資をしたことがない人からすると、10%と言われても、それが一体どれくらいすごいことなのかすらわからないわけですが…。こういった情報にも少しずつ触れていくうちに、感覚が掴めてくるでしょう。
仮想通貨は変動率が激しい分、リスクを避けたい人からすると、資産運用には向いていなように思えますが、低リスクで仮想通貨投資を始めることってできないのでしょうか?
仮想通貨(暗号資産)は低リスクで始められる?
仮想通貨は、資産運用のジャンルの中では、ハイリスク・ハイリターン系に分類されます。
しかし、将来性が期待されている分野なので、やはり仮想通貨に夢を託したいと考える人は多いでしょう。
そんな仮想通貨を、できるだけローリスクで始めることってできるのでしょうか?
こちらでは、少ないリスクで仮想通貨への投資を始める方法について解説します。
1. 大手の銘柄を購入する
仮想通貨には、2021年末現在で1万6000を越える銘柄が存在しています。そんな中には詐欺まがいの危ないものも多数ありますので、リスクを避けたい初心者は特に、適当な銘柄を勘で購入してしまわない方が良いでしょう。
まずは、時価総額ランキングで上位にランクインしているような、ビットコイン、イーサリアムといった有名な銘柄から購入していくのがオススメです。
2. 少額から投資を始める
投資というと、何千万円も所有している大金持ちがやるようなこと…、なんてイメージを持っている人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。仮想通貨への投資は、なんと少額の1000円程度からスタートさせることができるんです。
取引所や銘柄によっては、もっと少額からスタートさせることも可能です。
1000円でも、価格が100倍になれば、10万円に化けてくれますから、なかなか夢がありますよね?
3. 購入時期を分散させる
一度に資産をドッと投入するのでなく、購入のタイミングを毎月1日に決めるなど、小分けにして少しずつ仮想通貨を買っていくことで、心理的な負担やリスクを軽減することができます。
この手法は「ドルコスト平均法」と呼ばれていて、投資家初心者に向いています。
ドルコスト平均法を使った投資を自動的に行ってくれる取引所も存在しているので、詳しい情報に関しては、また別途お伝えしていくことにします。
まとめ
・仮想通貨には将来性があり、資産運用に向いているが、ハイリスク・ハイリターンである。
・変動率の大きい仮想通貨だが、ローリスクでスタートさせることも可能。