日本国内には、仮想通貨(暗号資産)の取引所がたくさん存在しています。
いくつも比較検討している中で、bitbank(ビットバンク)のことが気になっている人はいませんか?
ビットバンクには、どういった特徴や魅力があるのでしょうか?こちらで詳しく解説していきます。
目次
bitbank(ビットバンク)ってどんな取引所?
ビットバンクとは?
bitbank(ビットバンク)とは、ビットバンク株式会社が運営している、仮想通貨(暗号資産)の取引所です。
設立は2014年。2017年9月には、金融庁の認可を受けており、現在、仮想通貨の取引量が国内ナンバー1です。
ビットバンクの特徴
ビットバンク最大の特徴は、やはり取引量の多さでしょう。
仮想通貨の取引は、買いたい人と、売りたい人、両方がバランス良くいて初めて成立するため、取引量が少ないところだと、そもそも取引自体できない可能性が高くなってしまいます。
その点、ビットバンクであれば、いつでも自分の好きなタイミングで取引できる可能性が高く、そういった意味で安心感があり、多くの人から選ばれているわけです。
また手数料が安く、超安価で仮想通貨の取引を開始することができるので、少額をさらに小分けにし、様々な通貨の取引をしてみたいと考える人にとって、うってつけの取引所です。
ビットバンクの取扱仮想通貨一覧
- ビットコイン(BTC)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- モナコイン(MONA)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- シンボル(XYM)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- ボバネットワーク(BOBA)
- エンジンコイン(ENJ)
- ポリゴン(MATIC)
- ポルカドット(DOT)
- ドージコイン(DOGE)
bitbank(ビットバンク)のメリット
セキュリティのレベルが高い
ビットバンクは、金融庁に認可されている上、セキュリティレベルが高いことで知られています。仮想通貨の流出対策として、二段階認証を行っている他、コールドウォレットと、マルチシグのシステムを採用しています。
- コールドウォレットとは?
オフラインで仮想通貨を管理する手法のこと。かつて、コインチェックからNEMが流出した際には、コールドウォレットではなく、ホットウォレットを採用していたことが原因であると言われています。ビットバンクの顧客資産は、全てコールドウォレットで管理をしているため、ハッキング被害で仮想通貨が流出してしまう可能性が低いのです。
- マルチシグとは?
マルチシグは、マルチシグネチャーの略です。マルチシグのアドレスを利用する場合には、複数の署名が必要となります。手間は掛かりますが、このシステムを採用することにより、仮想通貨が不正に流れてしまうことを防いでいるのです。
アルトコインの指値注文が可能
ビットバンクにおいては、アルトコインの指値(さしね)注文が可能です。
そのため、売買価格を自分で自由に設定できるのが、大きな魅力となっています。より安い価格で購入できたり、高い価格で売却できたり、タイミングを逃さないでいられるのです。
そもそも、アルトコインで指値注文ができるのって、すごいことなの?と疑問に思う人もいるでしょう。たしかに、どの取引所でもそれが可能なら、何もビットバンクにこだわる必要はありませんよね?
結論から言うと、ビットコインはともかく、アルトコインでの指値注文ができる取引所は、珍しいです。
取引所と販売所を両方利用できる
ビットバンクでは、販売所を利用するか、取引所を利用するか、選択することができます。
- 販売所とは?
仮想通貨を、業者本体と直接売買する所。
つまり、ビットバンクの販売所では、ビットバンクを相手に取引を行うことになります。取引相手が見つからない、という問題を回避でき、シンプルで確実なのが魅力。ただし、販売所を利用する際には、買値と売値の差額である「スプレッド」が上乗せされるため、実質手数料が掛かることになってしまいます。販売所よりも、取引所を利用したがる人は、このスプレッドに抵抗を感じていることがほとんどです。
- 取引所とは?
仮想通貨を、ユーザー同士で売買する所。
ビットバンクの利用者同士で、買いたい人と売りたい人が、直接取引を行います。販売所のようにスプレッドが掛かってこないので、手数料のことを気にせず、こまめに取引を行いたい人に向いています。ただし、販売所を利用する時のシンプルさ比べると、取引所を利用するのは、初心者にとってややハードルが高いと言えるでしょう。
テクニカル分析機能が充実している
いくらチャートを見ていても、今後の値動きを予測できなかったら、全く意味がありません。初心者はチャートの読み方なんて、さっぱりわからないでしょう。そこで便利なのが、ビットバンクのテクニカル分析機能「TradingView」です。
テクニカル分析機能の採用されている取引所は少ないのが現状なので、このメリットがあるだけでも、ビットバンクを利用する価値があると言えるでしょう。
このTradingView、自分用にカスタマイズして使うこともできるのが魅力。実際、多くのトレーダー達から、ビットバンクのTradingViewは高く評価されています。
スマホ対応の取引アプリが使いやすい
ビットバンクのスマホ版アプリは、非常に使いやすいと評判です。
過去、iOS AppStore のファイナンスカテゴリで、国内ナンバー1を獲得しているという実績もあります。ちなみに、前述のTradingViewは、スマホでも利用することが可能です。
手数料が安い
ビットバンクは、日本国内の他の取引所と比較しても、手数料が特に安いことで人気となっています。出金の際には手数料が掛かってきますが、入金は基本的に無料です。
また、人気のアルトコインを、販売所ではなく、取引所においてトレードすることができる点も、手数料を安く済ませたい人にとって好条件と言えるでしょう。
アルトコインの取り扱いが豊富であっても、販売所形式でしか売買できないところだと、目に見えない手数料と呼ばれるスプレッドが掛かって来てしまうので、取引所でアルトコインのトレードができるのは、ありがたいことなのです。
bitbank(ビットバンク)のデメリット
レバレッジ取引に対応していない
レバレッジ取引とは、FX取引とも呼ばれており、てこの原理を活かすかのように、実際の資金の何倍もの価格で取引を行うことです。うまくいけば少額で一攫千金を狙えますが、失敗したら破産してしまうリスクがあります。
レバレッジ取引は、ハイリスクであるため、日本国内の取引所においては取り扱いを終了しているところが多いです。ビットバンクにおいても、以前はレバレッジ取引を採用していたのですが、時代の流れを受けて、2019年にサービスの廃止をしています。
元々、レバレッジを効かせない、現物取引しか行わない人にとっては、このデメリットは特に関係がないでしょう。
注文方法が少ない
仮想通貨の取引には、様々な注文方法が存在していますが、ビットバンクにおいては、成行注文と、指値注文の2パターンのみとなっています。
注文方法が少ない場合、上級者にとってはデメリットかもしれませんが、初心者にとってはこれくらいシンプルであってくれた方が、迷いが生じないので、むしろ良いという声もあります。
bitbank(ビットバンク)の評判は?
ビットバンクの良い口コミ
大変お世話になっているアプリです。良いところは、アルトコインを取引所で売買できる点、チャートが見やすい点。チャートに関しては、他の取引所よりも、細かく正確に判断できます。スマホアプリの中で、一番いいのでは?と思います。これはただのわがままになってしまいますが、損切り注文をできるようにしてほしいです。チャートをずっと見てられないので。
取り扱っている通貨の全てにおいて指値取引ができ、手数料も安く、使いやすいです。欲を言うならば、もう少し取り扱いのコインを増やしてもらえると嬉しいです。
レビューで良く見かける通り、チャートが見やすいです。スマホの画面で重要なチャートをチェックできるわけないと考えていましたが、そんなことはありませんでした。非常にこだわりぬかれているレイアウトだと思います。
さまざまなアプリがある中、bitbank(ビットバンク)にした一番の理由は、手数料の安さです。他のところも安いとうたってはいますが、断トツで安かったです。いくら便利でも手数料が高いと続けにくいので、ちょうどよく続けられそうです。
登録から審査、実際に購入するまでの手順が分かりやすく、簡単に買うことができました。説明も丁寧でしたので、初心者にも優しくていいなと思いました。最近はいろいろなところで個人情報が流出する事件を聞きますが、こちらはセキュリティ面がしっかりしているとのことで、安心して利用できそうです。
ビットバンクの悪い口コミ
大幅にチャートが上昇下降する、いざという時に取引をしても、サーバー側の問題なのか、なかなか約定が確定せず(1時間たっても確定されない)、チャンスを逃す事ばかりでイライラしました。
注文方法が、指値と成行のみです。Stop-Limit、OCO注文などが存在していません。また、レバレッジの幅も広くないので、投機目的には向きません。
テレビCMをやっていないこともあって、いかんせん地味…
bitbank(ビットバンク)の使い方は?
ビットバンクで口座開設する方法
口座開設の手順
- メールアドレスを入力する
- パスワードを設定する
- 基本情報を登録する
- 本人確認書類をアップする
- 郵送されてくる書類を確認する
- メールアドレスを入力する
公式ページの「今すぐ無料口座を開設する」の入力欄に、登録したいメールアドレスを記載します。
こちらは、フリーのメールアドレスでも大丈夫です。
- パスワードを設定する
送信されてきたメールに記載されているURLをクリックし、パスワードを設定します。
同意項目にチェックを入れたら、登録が完了します。
- 基本情報を登録する
ログイン後の管理画面で、「登録情報」のボタンをクリックします。
「基本情報の登録」という項目があるので、ここに氏名、生年月日、住所等の情報を入力していきます。
- 本人確認書類をアップする
入出金を行うためには、本人確認の手続きが必須となります。
利用可能な書類は、以下のうちの2点となります。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
- 健康保険証
- 国民年金手帳
- 住民基本台帳カード
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 障害者手帳
本人確認書類に、表面・裏面がある場合には、両方を提出する必要があります。また、画像が不鮮明だったり、内容の一部が欠けている場合には、再提出を求められてしまう可能性がありますので、気をつけてください。
- 郵送されてくる書類を確認する
審査に通貨すれば、登録した住所宛に確認書類が郵送されてきます。
それを受け取れば、口座開設の手続きは完了となります。
ビットバンクで入金する方法
ビットバンクで入金を行う際には、口座開設の時とは別に、本人確認を改めて行う必要がありますので、まずはその手続きを済ませましょう。
ログイン後、メニューから「入金」をクリックすると、ビットバンク指定の振込用口座番号が現れますので、あとは利用している銀行から、直接振込を行うだけです。この際、銀行に支払う手数料は自己負担となります。
ビットバンクで出金する方法
ビットバンクで日本円を出金するためには、ログイン後のメニューから「出金」を選択します。
銀行名、口座番号、出金金額を入力すると、登録しているメールアドレス宛に、出金申請の認証メールが届きますので、これを実施して出金を完了させます。
入金が反映されるタイミング
ビットバンクに入金した日本円が反映されるタイミングについてですが、クイック入金などと違い、銀行振込の場合は、運営状況により大幅に変わって来ますので、急ぎの場合には注意をしましょう。
全銀ネットワークを利用している金融機関であれば、24時間365日入金が15分程度ですぐに反映されます。それ以外の場合、営業時間外だったりすると、翌営業日まで待つことになるでしょう。
ビットバンクの手数料一覧
入金手数料 | 無料(各銀行の所定手数料) | |
出金手数料 | 3万円未満 | 550円 |
3万円以上 | 770円 | |
取引手数料 | メイカー | -0.02% |
テイカー | 0.12% |
ビットバンクの取引板で取引した場合、手数料は、メイカーだと「-0.02%」テイカーだと「0.12%」(一部銘柄を除く)となっています。
メイカーとは、取引板にない価格で注文を出した人のこと。マイナスということは、メイカー側であれば、逆に0.02%の報酬を受け取れることになります。
テイカーとは、取引板に並んでいる価格で取引を成立させた人。その場合には、0.12%ほどの手数料が掛かってきます。
黒の背景に、鮮やかな赤と緑のラインというトレード画面は、いかにもトレーダーっぽい感覚を味わうことができ、テンションが上がる!と評判です。
ビットバンクのチャートの見方
チャートとは、各仮想通貨の過去の価格変動の推移を表したグラフのことです。縦軸が価格で、横軸が時間となっています。
今後の値動きを推測するためには、チャート読み解く力が必要となってきます。
ビットバンクでは、ログインをしなくても、トップ画面でこのようなチャートを確認することができます。
ビットバンクのチャートは、他の取引所のチャートと比較しても、特に設定項目が細かく、利便性・機能性に優れていると言われています。
一流のトレーダーもビットバンクのチャートやテクニカル指標をチェックしているほどなので、ビットバンクでチャートの見方を勉強しておけば、完璧でしょう。
また、ビットバンクのチャート画面では、価格の推移を確認しながら、同時に売買も行うことができるので、混乱することがありません。
黒の背景に、鮮やかな赤と緑のラインで描かれているグラフは、ビジュアル的にもプロのトレーダーっぽい感覚が得られるので、テンションが上がると評判です。
bitbank(ビットバンク)でよくある質問
ビットバンクの取引板って?
取引板とは、仮想通貨の取引所で閲覧できる、売買に必要な情報が記載された一覧表のことです。
買いたい人が集まっている板を「買い板」、売りたい人が集まっている板を「売り板」と呼びます。
仮想通貨を買いたい人は、売り板の中から取引したい相手を選択します。逆に、仮想通貨を売りたい人は、買い板の中から取引したい相手を選択します。
取引板には、数字がズラッと並んでいるので、慣れるまでは「ウッ…」と拒否反応が出てしまうかもしれませんね…。
ビットバンクの二段階認証って?
二段階認証とは、不正アクセスを防ぐために、大手の取引所が採用しているセキュリティのシステムです。ビットバンクの場合は、専用のアプリを使って二段階認証を行いますので、利用をする際には「Google Authenticator」のダウンロードが必須となります。
確定申告が必要になるって本当?
仮想通貨(暗号資産)の売買で得た利益は、所得税法上の課税対象となります。
総合課税の「雑所得」として確定申告が必要となりますので、利益が出でいる場合には、必ず税務署や税理士さんに相談をしてください。利益が少ない場合は、確定申告を行わなくてよい場合もあります。
ビットバンクの年間取引報告書とは?
年間取引報告書とは、ビットバンクで行った仮想通貨の取引に関する年間の履歴をまとめたもので、主に確定申告を行う際などに利用します。
年間取引報告書は、ログイン後の「資産画面」からダウンロード可能です。アプリでは確認することができません。
ダウンロードした年間取引報告書は、CSV形式になっており、エクセルなどで確認ができます。
まとめ
- ビットバンクは、国内における仮想通貨の取引量がナンバー1の暗号資産交換所。
- 手数料が安く、安価から取引ができるのでトレード未経験の初心者でも利用しやすい。
- チャートの情報が細かく、テクニカル指標も充実しているので、上級者にも対応している。
bitbank(ビットバンク)公式サイトはこちら