仮想通貨を始めるべきかどうか迷っている段階の人は、「仮想通貨」という響きに対して、あまり良くないイメージを持っているのではないでしょうか?
今回は、仮想通貨に対して多くの人が悪いイメージを持ってしまっている背景や、そのイメージを払拭してでも仮想通貨への投資に興味を持つべき理由などについて、解説していきます。
目次
仮想通貨に対する悪いイメージ
1. 「よしもと所属のお笑い芸人が他人に騙されて大損をしていた」
仮想通貨の話に対し、僅かでもアンテナを張っていて、なおかつお笑いが好きな人は、芸人さん界隈が仮想通貨の話で騒いでいたのを記憶しているかもしれませんね。
たとえば、とろサーモンの久保田は、「B」のロゴ入りコインを本物のビットコインであると騙されて勘違いし、10万円で購入してしまったと打ち明けています。そのコインは、Amazon で300円で売られているおもちゃであり、プレミアが付いて400円になっていたとのこと。
この話自体は、久保田氏の考えたネタなのかもしれませんが、ビットコインのことをよく知らない素人からすると、有名人が詐欺被害に遭ったようだし、怖いから近寄らないでおこう…、なんて思ってしまいかねませんよね?
こんな話を最初に聞かされたのでは、誰だって仮想通貨に対して、悪いイメージを持ってしまうでしょう。
2. 「ガクトが仮想通貨関連でバッシングを受け活動休止している」
一体どれほど大きな事件なのか、その詳細までよく理解はできていなくても、あの有名なGACKTが仮想通貨関連で詐欺だと騒がれ、活動休止に追い込まれていることは、誰もが何となく知っているでしょう。
真相はさておき、仮想通貨といえば「ガクトが炎上したアレ」というイメージを持っている人も多いはず。
やはり、こんな事件が報じられたのでは、仮想通貨に対するイメージは悪くなってしまいます。
3. 「仮想という響きに実体感がなく信頼感を持つことができない」
そもそも、仮想通貨の「仮想」という言葉が持つ響きに、あまり良いイメージを持っていない人もいるでしょう。
実体がなく、仮想であるということは、目の前から消えてなくなってしまいそう…、どころか、そもそも最初から存在していないので、なんだか胡散臭いと思ってしまう人もいるではずです。
仮想通貨自体が悪いわけではない
このように、仮想通貨関連の事件は、上記で紹介した例以外にも、誕生以来、無数に巻き起こってきました。
大規模なハッキングを受けたり、当事者が持ち逃げをしてしまったり、といったことも、仮想通貨の歴史は、散々経験してきたのです。
だからこそ、仮想通貨に対して悪いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、仮想通貨のシステムや思想自体は、決して悪いものではなく、人類に多大な利益をもたらすものです。
たとえば、銀行だって強盗に襲われたり、内部の人間が横領をしたり、これまで散々事件に巻き込まれていますが、だからといって「預けるのは危険だからやめておこう」という話にはならないですよね?
銀行自体が悪いものなのではなく、銀行を取り巻く人々が悪意を持っていたから事件が起きただけであり、本来、銀行とはとても便利でありがたいものです。
仮想通貨だって、グローバルかつスピーディーに決済できる点や、国家や企業に依存しない点など、仮想通貨にしかない特別な魅力や価値を保有していることに気づくべきでしょう。
円やドルなどの通貨に取って代わるにはまだまだ課題が多く、そこの実現は難しいようですが、それでもいずれ、仮想通貨なしには生活できない時代がやってくると、専門家も予測しています。
まとめ
・仮想通貨に対しては、今のところ、胡散臭いような、危なっかしいような、悪いイメージを持っている人も多いですが、仮想通貨にしかない魅力を理解すれば、自然と将来性に期待ができるようになり、心から投資をしたい!と思えるようになるはずです。