Uniswap(ユニスワップ)の使い方は?DEXの特徴や魅力を徹底解説!

https://uniswap.org

仮想通貨への投資を考えている人の中でも、イーサリアムに目をつけた人は特に多いことでしょう。

そこで突然、「ユニスワップ」という聞き慣れない単語が出て来て、戸惑っていたりはしませんか?

今回は、ユニスワップの魅力や、ユニスワップの特徴であるDEXについて、解説を行っていきます。

Uniswap(ユニスワップ)とは?

ユニスワップとは、今注目されている、新しいタイプの仮想通貨取引所の名称です。

開設されたのは、2018年11月のこと。

仮想通貨の代表的な銘柄の1つである、イーサリアムのブロックチェーン上に存在しています。

Uniswap(ユニスワップ)はどんな取引所?

ユニスワップの特徴

仮想通貨の取引所には、CEXDEXがあります。

CEXは中央集権型であり、DEXは分散型

ユニスワップは、後者のDEXに該当します。

DEXは分散型なので、取引所であるにも関わらず、運営元や管理者が存在しません。

「管理者がいないなんて大丈夫なの!?」

「何かあったら、誰が責任を取るの!?」

「そんなの絶対危ないに決まってるよ!」

…と思うかもしれませんが、中央集権型の方が、中枢が狙われたら一巻の終わりだったりします。

もちろん、何かトラブルがあった際、問い合わせに対応してもらえる可能性は低いですが、リスクを分散させている分、実はCEXよりもハッキングの被害に遭いづらく、安全なのではないかと考えられています。

そもそも、仮想通貨自体も、国や企業に依存しない分散型の通貨なので、CEXではなく、DEXによって取引される仮想通貨こそが、本当の意味でブロックチェーン技術を活かしていると言えるかもしれませんね。

ユニスワップで取り扱っている銘柄は?

ユニスワップでは、取り扱い銘柄が限定されていません。

コインチェックのように、中央集権型の取引所では、信頼が大事なので、取り扱える銘柄を十数種類程度に絞って運営を行っています。一方、ユニスワップは分散型の取引所になるため、銘柄を選ぶ際には自己責任ということになります。

ユニスワップで取引されている銘柄について知りたい場合は、コインマーケットキャップにアクセスすれば、確認することができます。

https://coinmarketcap.com/ja/currencies/uniswap/

Uniswap(ユニスワップ)の魅力

1. 手続きが自動化されていて簡単

ユニスワップでは、手続きを自動化するプログラムである「スマートコントラクト」が採用されています。このため、トレーダー同士でのリスキーで難解なやりとりを回避することができ、円滑な取引を行うことができます。

2. 預けるだけで、報酬がもらえる

取引所としては、多くの人々からたくさん仮想通貨を預けてもらうことで、流動性を高めたいと考えています。この理念に基づき、ユニスワップでは、仮想通貨を預ける=プールすると、対価がもらえるというシステムを採用しています。

銀行に預金をしたら、金利が付くのと同じような感覚ですね!

このように、取引所に仮想通貨を預けて、その流動性に貢献し、対価を得るスタイル、およびビジネスのことを「イールドファーミング」と呼びます。

3. どんな仮想通貨でも上場できる

CEXの場合は中央集権型になるので、上場をさせるのには厳しい審査があります。ところが、ユニスワップのようなDEXの場合、どのような通貨であっても、上場をすることが可能です。

どのような通貨でも上場できて、取引可能であるということは、メリットでもあり、デメリットでもあります。

その理由は、ダイヤモンドの原石のような将来性のある草コインも、大損をさせられてしまうような詐欺まがいの草コインも、どちらも取り扱うことができるからです。

一攫千金を狙いたいと考えている人にとって、どんな仮想通貨の取引も行えるなんて、夢がある話でしょう。

ただし、DEXは金融庁の許可が降りていない取引所になるので、投資を行う際には充分に注意をし、自己責任であることをしっかり認識すべきです。

Uniswap(ユニスワップ)の使い方は?

ユニスワップを使うための手順

1. 国内取引所で口座を開設する。

仮想通貨の取引を開始するためには、まず日本円を入金して、仮想通貨を購入する必要があります。

その準備として、国内の取引所にアカウントを作りましょう。日本国内に取引所は10数種類ほど存在しており、それぞれ手数料やルールが異なりますので、最も自分に合っているところを選んでください。

おすすめは、最も利用者数が多くて、使い方がわかりやすいと評判のコインチェックです。

2. ウォレットを準備する。

ユニスワップは、分散型の取引所であるため、取引を行うためには、自分専用のウォレットを各自で用意する必要があります。ウォレットがなければ、ユニスワップを利用することはできません。

一般的に推奨されているのは、MetaMask(メタマスク)ですので、これをダウンロードします。

https://metamask.io

3. 国内取引所で通貨を購入する。

ユニスワップを利用するためには、イーサリアムのブロックチェーンで流通している通貨、イーサリアムを所有している必要がありますので、これを購入します。手数料なども、ここから支払われることになります。

4. 購入した通貨をウォレットに入金する。

購入したイーサリアムを、自身のウォレット送金します。イーサリアムを所有していても、ユニスワップを利用する際、接続するウォレットにそのイーサリアムが入っていなかったら、利用をすることはできません。

5. ユニスワップにウォレットを接続する。

ユニスワップの公式サイトにアクセスしたら「Launch App」をクリックし、ウォレットを接続します。

これでようやく、ユニスワップで仮想通貨の取引ができる段階まで来ました。

6. ユニスワップで仮想通貨の取引をする。

通貨を取引したい場合は「スワップ」、通貨を預けたい場合は「プール」を選択し、指示に従います。

ユニスワップのアプリって入手できる?

ユニスワップを利用する際には、ユニスワップの公式サイトへ行き、ウォレットを直接接続します。

入手する必要のあるアプリは、ユニスワップではなく、ウォレットの方です。推奨されているウォレットは、「MetaMask(メタマスク)」なので、このアプリをまずは、ダウンロードしましょう。

ユニスワップはスマホがあれば使える?

ユニスワップでの取引自体は、スマホのアプリで行えるため、スマホさえあれば取引ができると言えます。

ただし、一番最初にイーサリアムやビットコインを購入する際には、取引所に日本円の入金を行う必要があります。この時にスマホのみで100%対応しきれるかどうかは、その取引所によって違います。

多くの取引所は基本的にスマホ対応していますが、本人確認の際など、スマホしか持っていないと不便だったり不都合が出てきたりすることもあります。たとえば、スマホでPCの画面上に映し出されたQRコードを撮影するステップなども出てきたりするのです。

ユニスワップを始めとする仮想通貨の取引は、スマホで簡単に行えるるので便利ですが、本格的に始めようと思うのであれば、スマホとPCの両方を揃えてからの方が、安心で確実で無難でしょう。

ユニスワップに掛かる手数料は?

ユニスワップは、管理者がいない分散型の取引所なので、誰にも手数料を払う必要がなさそう!と思いますよね?

ただ、実際のところ、ユニスワップを利用すると、一般的に「ガス代」と呼ばれている手数料が掛かってきます。元資金が安い状態で、何度も取引を行っていると、いつの間にかこの手数料の方が高くついている状態になってしまい、結果として損をしてしまうこともあると言われています。

具体的には、ユニスワップで1回取引を行うと、日本円で2,000円〜5,000円くらいが掛かってくるイメージ。5回取引を行えば、1万円以上が余裕で掛かってきてしまうわけです。もちろん、それ以上に利益が出ていれば元は取れるので、全く気にしない人もいるでしょうが、やはり手数料だけで数千円も掛かるって、この感覚に慣れていないうちは、あり得ない感じがしてしまうかもしれませんね。

ガス代は、曜日や時間帯によって変動するので、平日の昼間など、できるだけ安い時間を狙うのがおすすめです。

イーサリアムのガス代の高さは問題となっており、今後もっと安くなるよう改善に向けて取組中とのこと。しばらく様子を見てから、ガス代が落ち着いた頃に取引を開始するのもアリかもしれません。

ユニスワップでチャートを見る方法は?

チャートとは、通貨の過去の価格変動を表しているグラフのことを指します。

チャートを分析すれば未来の値動きが予測できるので、投資家はこのチャートを読み解きながら投資を行います。

日本国内の大手取引所であるコインチェックなどでは、チャートを銘柄ごとに確認できるのですが、ユニスワップ内でもチャートを見る方法はあるのでしょうか?

ユニスワップは分散型の取引所であり、管理者がおらず、利用者同士がシンプルに取引を行う場所に特化しています。

そのため、ユニスワップで取引を行う際、銘柄ごとのチャートを確認したい場合には、仮想通貨チャートをまとめて掲載している専門のサイトで自ら確認を行う必要があります。

代表的なサイトとしては、CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)等が挙げられます。

Uniswap(ユニスワップ)でよくある質問

ユニスワップのガス代って何?

ガス代とは、仮想通貨業界に誕生した俗語であり、いわゆる「手数料」のことを指します。

ユニスワップは、イーサリアムのブロックチェーン上に存在していますが、最近、イーサリアム系列のガス代の高騰が問題となっています。取引を繰り返していると、知らず知らずのうちにガス代がかさみ、下手をすると手数料負けしてしまうこともあると言われているほど。

ケースバイケースではありますが、1回の取引で5,000円近く掛かることもあるようなので、これは高いと言わざるを得ません。もちろん、それでもやる価値があるからこそ、人気になっているわけですが…。

ガス代の計算はとても難しく、初心者だと理解が追いつきません。知っておくべきなのは、大体の相場と、ガス代が安く済む時間帯があるということ。日本時間だと、昼間のガス代は安く、深夜のガス代は高い傾向があるので、このことを押さえておくだけでも、結果は変わってくるでしょう。また、取引回数を少なめにするのも、基本的なポイントです。

時間帯によるガス代のリアルタイムな変動は、こちらで確認できます。

https://ethereumprice.org/gas/

ユニスワップで稼いだら税金が掛かる?

ユニスワップに限らず、コインチェックであっても、ビットフライヤーであっても、どこの取引所を利用した場合であっても、仮想通貨(暗号資産)で利益を出した場合には、税金が掛かります。

仮想通貨関連の確定申告は、ややこしいので敬遠されがちですが、きちんと納税をしないと罪に問われてしまいますので、利益が出そうな場合は、早めに税理士さんに相談をしてください。

ユニスワップにログインをする方法は?

ユニスワップは、コインチェックやDMMのように管理者が存在する中央集権型ではなく、分散型の取引所です。

そのため、メールアドレスやパスワードを入力して、アカウントを作って、サイトにログインして…という、国内の取引所のイメージを持ったままでいると、混乱してしまうでしょう。

ユニスワップを利用する時には、自分自身の仮想通貨用のお財布「Wallet(ウォレット)」を使って、直接取引を行います。つまり、ウォレットの方にログインをする形で、取引を行うのです。

このウォレットとして推奨されているのは、「MetaMask(メタマスク)」と呼ばれるアプリです。詳しくは、この記事内の、「Uniswap(ユニスワップ)の使い方は?」の項目を参照してください。

ユニスワップでスワップできない時は?

ユニスワップで取引を行いたいのに、エラー画面が出てきて、スワップできない…!そんな事態に陥ってしまったら、誰だって焦るでしょう。ゲームと違い、現実の収益に差が出てきてしまうので、一刻を争う場合などハラハラして寿命を縮めてしまうかもしれません。

ユニスワップは分散型の取引所なので、カスタマーセンターが存在していない分、トラブルがあっても、相談に乗ってもらうことができないというリスクを含んでいるのです。つまり、問題が起きた場合は、自分で原因を調べて対処しなければならないのです。

こちらで、ユニスワップでスワップできない時にやるべきことをまとめました。

  • スマホよりはPCの方が安定しているので、PCで対応する。
  • 接続しようとしているウォレットが正しいのか、確認する。
  • 手数料(ガス代)が、ウォレットの中にあるか、確認する。
  • スマホやPCを再起動してみる。
  • ブラウザを変えてみる。
  • PCのキャッシュを消去してみる。
  • スリッページの設定を確認してみる。

スリッページとは、急激な価格変動が起きた時に許容をする値のことです。この範囲が狭いとスワップができずに、弾かれてしまうことがあるようです。スワップエラーのほとんどが、このスリッページの設定ミスによるものだとも言われています。

ユニスワップV3って何?

ユニスワップは、これまで、V1、V2、とバージョンアップの経緯を辿ってきたのですが、2021年5月に、最新のV3を稼働させました。

流動性提供の価格帯を設定できるようになった点や、手数料率が選択制へと変更になった点が大きなポイントです。

詳細については理解できていなくても、バージョンは新しければ新しいほどユーザのために改善されていると考えられますので、特別なことがない限りは、最新版のV3を利用しておけば問題ありません。

まとめ

・Uniswap(ユニスワップ)とは、イーサリアム上に存在する、仮想通貨取引所のこと。
・DEX(分散型取引所)なので、管理者がおらず、どんな仮想通貨であっても上場可能。
・仮想通貨を預けるだけで報酬が発生するなど、メリットも大きいが、リスクも大きい。

BINANCE(バイナンス)の口座開設はコチラから!(招待コード付)


Bybit(バイビット)の口座開設はコチラから!(招待コード付)


最新の記事

注目の取引所

注目のコイン

関連記事

ページ上部へ戻る