XANA(ザナ)は主軸にメタバースの構築を掲げているプロジェクトです。メタバース開発の他にもNFTの販売や、トレーディングカードゲームなども開発しています。
多展開しているためXANAってなに?と疑問に感じている方も多いでしょう。そこで概要や魅力をとことん掘り下げて解説します。
目次
XANAの特徴
CEOが日本人
XANAのプロジェクト代表のRio Noborderz(リオ ファウンダー)氏は日本人です。
そのためコミュニティーで意見をしっかりと聞いてくれます。
通常であれば仮想通貨プロジェクトの場合、英語でコミュニケーションが行われるのが当たり前なのですが、このプロジェクトは日本語だけでも十分関わっていけます。
頻繁にAMA(Ask Me Anything=何でも私に聞いて)が開催されているので、興味がある方はツイッターでアナウンスされていますので、日時を調べてください。
ツイッター:https://mobile.twitter.com/XANAMetaversejp
多展開プロジェクト
XANAは多展開を行っているプロジェクトです。そのためやれることはすべて行うという気概を感じてきます。
現在サービスが開始しているメタバースのDecentralandやSandboxは、デスクトップのみ対応しています。
これに対してXANAでは、マルチデバイス対応を意識しており、最初からスマートフォン対応を宣言しています。
これはメタバース関連のサービスでXANAが最初に取り組んでいるのではないでしょうか。
その他にもVR(バーチャル・リアリティ)やAR(拡張現実)、Play to Earn(遊んで稼ぐ)やCreate to Earn(作って稼ぐ)、ほかにもご覧の通り、様々な技術に対応していく予定です。
現状では公式サイトが日本語、英語の他に、中国語や韓国語にも対応しています。
このことからも、どこの国へも幅広くリーチしていることが伺えますし、開発も広く行うことですべての層を取り込もうとしているのが伺えます。
XANAの主要プロジェクト
XANAが行っている主要なプロジェクトはメタバースの開発ですが、それに伴い様々なプロジェクトが同時に進行していますので、それぞれ見ていきましょう。
XANA Metaverse
XANAの主軸プロジェクトであるメタバースです。2022/6/1現在モバイルアプリのα版が体験可能です。
Google PlayかApp Storeでダウンロードした後起動して、メールか電話番号を選択し、パスワードを決めれば簡単にログインできます。
出来上がっているアバターの中から好きなのを選び、その後行きたいワールド選ぶとXANAの世界に入ることができます。
いまのところ何ができるわけでもありませんし、私がログインした時は平日の15時くらいでしたが、他のユーザーとは1人しか遭遇しませんでした。
動作も重く、ワールドによっては全然動けなかったりします。
まさにこれから機能が充実していくんだろうなっと感じる出来栄えでした。
メタバースは次世代のSNSの役割を担うとされています。
XANA Metaverseでは人と人のコミュニケーションの場として利用されるほかに、ランドを所有して様々な収益を得ることが可能です。街を作ったり、アイテムを作ったり、人を集めて稼いだりすることができます。
XETA(ゼータ)
XANAのネイティブトークンです。
2022/6/1現在DaomakerやGameFiでIGOやSHOのローンチが行われており、どこの取引所にも未上場となっています。
安くトークンを手に入れるチャンスですが、抽選やステーキングなどの条件があるため、なかなか購入するのは難しいです。
XANAALIA(ザナリア)
XANAのNFTマーケットプレイスです。https://www.xanalia.com/
これまでULTRAMANや鉄腕アトム、ニワトリ・ファイターなど、漫画アニメ作品を元にしたNFTが発売され、国内最大級の初回売り上げを達成し話題になっています。
$ALIA(ETH、BSC対応)と呼ばれるプラットフォームトークンが使用されています。
NFTDuel
XANAオリジナルトレーディングカードゲームで、α版がまもなくローンチ予定(2022/6現在)となっています。
NFTとしてXANAALIAで販売されたULTRAMANや鉄腕アトム、ニワトリ・ファイターのカードが使用できます。
こちらはモバイル対応でゲームをして稼ぐことが可能です。NFTを所有することで様々な恩恵を受けます。
今後発売されるGENESIS(AI)があればオートプレイ可能、またNFT所有で報酬もアップします。ゲーム内通貨$DUELが存在します。
XANA Chain
現在開発中のメタバースに特化した高スピード、低コストなイーサリアムサイドチェーンです。
多数のブロックチェーンとブリッジ可能になります。
XANA Chain上にすべてのプロダクトを載せ、ユーザーのガス代を減らすまたは無くす計画となっています。
投資家やパートナー
XANAでは様々な投資家やパートナーがいます。
フジテレビや日本のアニメなどが多いため、日本色の強いラインナップです。
XANAのロードマップ
2022 Q1
- モバイル版メタバースアルファローンチ
- GameFi NFTリリース
- ランドプライベートセール開始
- メジャーIPとのコラボレーション
2022 Q2
- NFTコレクション第1弾発売
- AIシステムα版発売
- NFTDUELプライベートα版発売
- 私有地売却。
- より多くのIPとのコラボレーション
- XANA Chainテストネット開始。
2022 Q3
- デスクトップ版メタバースアルファローンチ
- ワールドビルダー アルファローンチ
- NFTDUELのパブリックアルファ版発売。
- ランドのパブリックセール
- より多くのIPとのコラボレーション
- XANA Chainメインネット開始。
2022 Q4
- VR版メタバース・パブリックアルファ
- ゲームビルダー アルファローンチ
- より多くのIPとのコラボレーション
- 追加のゲームタイトルローンチ
- ランドの追加パブリックセール
ロードマップを見ると、多展開しているだけにファンダに好影響を与えそうなスケジュールが並んでいます。
XANAトークンの購入を検討されている方は、こちらのロードマップを参考に価格を予想することをおすすめします。
今回、α版のモバイルアプリを実際にやってみて感じたことは、年内は期待感で価格が決まっていくのかと思いました。
まだまだ実用的ではないと感じたのですが、これからが楽しみなプロジェクトと言えます。
XANAのトケノミクス
総発行量:50憶トークン
ネートワーク:イーサリアム、BSC、ポリゴン
DAO Makerによる販売ラウンドの詳細(日本円は1ドル=130円で計算)
シード:0.0064ドル(0.832円) 資金調達1,600,000ドル(約2憶8百万円) TGEで4%、120日間ロック、その後32か月にわたる線形権利確定
プライベート:0.01ドル(1.3円) 資金調達3,000,000ドル(約2憶8百万円) TGEで10%、120日間ロック、その後30か月にわたる線形権利確定
パブリックセール:0.01ドル(1.3円) 資金調達1,000,000ドル(約2憶8百万円) TGEで10%、120日間ロック、その後30か月にわたる線形権利確定
トークンのリリーススケジュールは、約4年をかけて50憶トークンすべて発行するスケジュールになっています。
プライベートセールやパブリックセールの価格は魅力的ですが、ロック期間が長めに設定されている点に注意が必要です。
もしプライベートセールで購入できた場合、すべてのトークンロック解除に約3年かかる計算なので、一般的なトークンロック期間より少し長いと言えます。
しかしこの条件なら買えるだけ買いたい!と考える人が大半でしょう。
XANAリンク先一覧
日本語版のリンク先になります。
公式サイト:https://xana.net/ja/
ツイッター:https://mobile.twitter.com/XANAMetaversejp
XANA:GENESIS:https://xana.net/ja/launchpad/xana-genesis/
ディスコード:https://discord.com/invite/XANA
テレグラム:https://t.me/xanaofficial
ブログ:https://xana.net/ja/blog/
インスタグラム:https://www.instagram.com/xanametaverse/
tiktok:https://www.tiktok.com/@xanametaverse
総評
XANAのメタバースは、モバイルを中心とした多展開型であると分かり、他にはない強みがあることが理解できました。
また超高画質のメタバースなど、難しいことをやろうとしていないため、現状の技術でもサービスとして成り立ちそうだとも思いました。
日本系のメタバースということでちょっと敬遠していた部分があったのですが、調べていると以外と英語圏の方からも注目を集めていることが分かります。
特にツイッターが荒れていないのは好感が持てます。仮想通貨でよくありがちなのが、サポートが不十分で、ツイッターのコメントが日に日に荒れていく光景をよく目にします。
このことからも運営がコミュニティを大事にしていることが感じ取れました。
これからトークンであるXETAが上場していくらぐらいの価格が付くのか?要注目です。
上場初日は価格が上がったり下がったり激しいことが予想されます。価格が落ち着きそうな1ヵ月後の7月だと、循環供給量が約2憶トークンのため、時価総額100億円ぐらいを想定して考えると、1XETA=50円前後の値が付きそうだなと考えています。