「資産運用」という言葉の意味すらよくわからない、得をすることもあれば、損をすることもあるの?ギャンブルとはどう違うの?こちらでは、そんな初歩的な疑問を解決していきます。
資産運用ってそもそも何なの?
そもそもの大前提を押さえておくため、資産運用について解説をしていきます。
日本人の多くは、お金は「自分が働いて得るもの」だと思っています。
ただ実際は、自分で働かなくても、収入を得て暮らして人がいます。
そういう人は、自分で働いてお金を得ているのではなく、「お金に働いてもらって稼いでいる」のです。
そう…、「お金に働かせて、お金を得る」のが、資産運用です。
お金はうまく活用すれば、勝手に増えていってくれるのです!
本来なら、何百日も働かなくては得られないような金額を、一瞬で得ることだってできるわけです。
「何もしなくてもお金が増える」と聞くと、ギャンブルのようなイメージを持つ人も多いでしょう。
あるいは「そんなうまい話はあるがあるわけない」「楽して儲けるなんてバチが当たりそう」なんて、罪悪感に近いような感覚を抱く人もいるかもしれませんね。
私も、つい最近までその一人でした!
ただ、投資とギャンブルは、基本的に全く異なるものです。
資産運用とギャンブルの違いは?
ギャンブルが、勝つか負けるかを楽しむエンターテインメントであるのに対し、投資は、国や会社が成長するのを支えるための、資金的な応援です。
つまり、そもそも投資とは、社会にとって非常に有益なことなんです。そう考えると、簡単には損をしないような気がしますよね。良いことをしているわけですから、メリットがあって当然だと思いませんか?
ただ、投資も大きな利益を生み出したり、逆に損失を生み出したりすることがある、という点ではギャンブルに似ている部分があります。ここが「よくわからなくて、怖い!」と、敬遠されてしまうポイントなんですよね。
ただ、ギャンブル要素を、濃くするのか、薄くするのかは、自らのさじ加減によって調整をすることが可能です。
リスクなしで大儲けってできるの?
浮き沈みの激しそうなところへ大金をつぎ込めば、大儲けをする可能性も、大損する可能性も同時に高まります。
これがいわゆる、ハイリスク・ハイリターンです。
逆に安定感のあるところへ手堅い金額を投資した場合、大儲けはできないかもしれませんが、大損をすることもなく、高確率で確実な収入を得ることができるでしょう。
これがいわゆる、ローリスク・ローリターンです。
「ローリスク、ハイリターンが一番イイ!」…とは、誰もが思うでしょう。
しかし、そこまでうまい話はさすがにありません。
これは、もはや世の常であり、宇宙の法則といったレベルで、理解しておくべきでしょう。
初心者だと、このことすらわからないのが普通ですが、徐々にわかっていけば大丈夫です!