最近、テレビCMなどでよく耳にする「ビットフライヤー」について、詳しく知りたい人は、こちらの記事をチェックしていってください。特徴や魅力、世間の評判、具体的な使い方、メリット・デメリットなどについて、徹底的に解説していきます。
目次
bitFlyer(ビットフライヤー)ってどんな取引所?
ビットフライヤーとは?
ビットフライヤーとは、仮想通貨の取引を行う、暗号資産交換業者です。
設立は2014年で、金融庁から正式に認可されている株式会社になります。
ビットフライヤーの特徴は?
ビットフライヤーは、ビットコインの取引量が国内ナンバー1です。このことが、最もポピュラーな特徴と言えるでしょう。
5年連続ナンバー1を獲得しているので、いかに人気のある取引所か、うかがえます。
ビットフライヤーの掲げるミッションは、「ブロックチェーンで世界を簡単に。」です。
その思想通り、ビットフライヤーのアプリは、初心者でも扱いやすく、わかりやすいと評判で、2020年には AppStore のファイナンス部門で1位を獲得しています。
また、ビットフライヤーはアメリカやヨーロッパなど、海外進出にも意欲を見せており、世界中に利用者を増やしています。
ビットフライヤーで取引できる銘柄は?
ビットフライヤーで取引できる通貨の銘柄、全13種類をまとめました。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- テゾス(XTZ)
- ポルカドット(DOT)
bitFlyer(ビットフライヤー)のメリットは?
初心者でも利用しやすい
ビットフライヤーの操作画面は、初心者にとってわかりやすく、説明を読まなくても始められると評判になっています。
チャートがわかりやすい
チャートとは、通貨の価格の推移を表したグラフのことです。
ビットフライヤーのアプリでは、このチャートを銘柄ごとにチェックできるのですが、その画面が見やすく、わかりやすいと評判です。
チャートの見方については、この後の項目で詳しく解説していきます。
セキュリティレベルが高く安心できる
仮想通貨の取引所を利用する時、最も重視したいのがセキュリティレベルの高さではないでしょうか?
ビットフライヤーは、世界中にある140以上の取引所の中で、セキュリティレベルナンバー1を獲得したこともあるほど、安全性と信頼度が高いです。
二段階認証、アカウントロック、自動タイムアウト、などの機能は、当たり前に実装されており、仮に悪意ある第三者にIDやパスワードを盗まれてしまったとしても、不正にログインされづらいのです。
また、ホットウォレットではなく、オフラインによるコールドウォレットでビットコインを保管するなど、ありとあらゆる方面からセキュリティ対策を講じています。
毎日少額で積み立てられてありがたい
ビットフライヤーは、豊富なサービスが魅力です。そのうちの1つが、「かんたん積立」です。
1回あたり1円という超少額から、どれくらいの頻度で自動的に積み立てを行うのか、自由に設定をすることができます。
自分に合った取引方法を選べる
ビットフライヤー内で取引をする時には、「販売所」「取引所」「ビットフライヤーライトニング」の、どれを使うか、選ぶことができます。
- 販売所
ビットフライヤーと直接通貨の売買を行う方法で、最もシンプルかつ安心です。わかりやすいところは魅力的ですが、スプレッドと呼ばれる実質的な手数料が掛かるため、初心者以外が販売所を利用することは、ほぼありません。
- 取引所
一般的な仮想通貨の取引は、ここで行われます。利用者同士が直接取引を行う方法で、販売所に比べると、慣れるまでに少しややこしさを感じるかもしれませんが、手数料の掛からないところが魅力です。
- ビットフライヤーライトニング
上級者向けの取引所で、細かいチャートを確認しながら取引を行うことができます。
国内で唯一補償サービスがある
万が一、不正アクセスによって日本円出金の被害を被ってしまった場合、ビットフライヤーでは、最大500万円までの補償をしてくれます。
bitFlyer(ビットフライヤー)のデメリットは?
手数料が高い
ビットフライヤーは、操作画面がわかりやすく、安心安全である分、管理者に対して手数料を払わなければならないので、そこがデメリットであると言えるでしょう。
安全であることを優先するか、手数料が掛からないことを優先するかは、個人の価値観によって違ってきます。
アカウントを作成する分には基本的に無料なのですが、日本円を入金したり、出金したりする際に手数料が掛かってくるので、後で説明する「bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方は?」の項目で、具体的な手数料を確認していってください。
スプレッドが広い
スプレッドとは、販売所を利用する時に掛かってくる、目には見えない実質手数料のことです。利用料という形ではお金は掛からないのですが、通貨を購入する時と、販売する時に差額が生じており、これが取引所の儲けとなる仕組みです。
スプレッドの広さは取引所によって違うのですが、大手であるビットフライヤーでは、人件費や管理費が余計に掛かる分、どうしてもこのスプレッドが広く設定されてしまっているのです。
サーバーが重たい
人気があって、利用者が多い取引所では、サーバーに負荷が掛かり、どうしても処理が重くなってしまったりするようです。処理速度の問題は、時代の進化と共に改善されていくはずですが、しばらくの間は、こういった問題とも向き合っていく必要があるでしょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の評判は?
ビットフライヤーの良い口コミ
完全初心者の状態で開始しましたが、購入や売却など、案内通りに進んでいくことで完了できました。特に難しい作業などはないので、誰でも簡単に利用できると感じました。取り扱っている通貨も12種と限定されていますので、あまり購入に迷うことが少ないのかなと感じました。
いろいろな業者の口座を開設しましたが、今はbitFlyerを使っています。理由はまず、慣れると使いやすい。次に、セキュリティがしっかりしている。これは重要です。監査法人、顧問弁護士がしっかりしているのは、心強いです。
ビットフライヤー経由でネットショッピングを行うことによって、ビットコインを獲得することが可能なのは、大きなメリットだと思います。
ビットフライヤーの悪い口コミ
株式では考えられないほど、スプレッドが大きいです。逆指値取引ができないので、目を離しているときに価格変動が起きると、自動売買できず、不安です。
年齢確認再提出の対応が遅い。イーサリアム買おうとしたら再提出が必要って言うから。午前中に再提出したのに、まだ連絡が来ない。
bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方は?
ビットフライヤーの口座開設方法
ビットフライヤーで口座開設をする方法は、以下の手順の通りです。
- 1. メールアドレスを登録する。
まずは、ビットフライヤーの公式サイトにアクセスし、メールアドレスの登録をします。このアドレスは、Gmail等であっても、特に問題はありません。
送付されてきたメールに、キーワードが記載されているので、これを入力して次のステップへ進みます。登録自体は誰でも簡単に無料で行うことができます。
同意事項を確認し「同意する」をクリックします。
- 2. 二段階認証を行う。
二段階認証の手続きは、少々面倒だと感じるかもしれませんが、このステップがあることにより不正アクセスを防ぐことができるので、この設定はしっかりやっておきましょう。
スマホにSMSで認証コードを送ってもらうか、認証アプリを利用するかのどちらかを選ぶことができます。特に不都合がなければ、SMSで受け取るのが手っ取り早いでしょう。
- 3. 本人情報を入力する。
名前、性別、生年月日、等の本人情報を入力します。後で、本人確認書類を提出することになりますので、ハンドルネーム等は不可となります。表記も同一でなければなりません。たとえば、渡辺なのか、渡邉なのか、といったことも、しっかり一致させておきましょう。
- 4. 本人確認の手続きを行う。
スマホがあれば、クイック本人確認を行うことができます。運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのどれかがあれば可能ですので、特に抵抗がなければ、クイックの本人確認を利用するのがおすすめです。
スマホ経由で本人確認書類を提出する以外に、佐川急便の配達員による、対面の本人確認を利用することができます。対応してもらえるまでに2〜3営業日ほどが掛かってしまいますが、データを送付することに抵抗がある人は、こちらを選ぶと良いでしょう。
- 5. 銀行口座を登録する。
入出金を行うための銀行口座を登録します。
- 6. 送付されてくるハガキを受け取る。
最後に、自宅住所宛に送られてくるハガキを受け取って、口座開設は完了となります。
ビットフライヤーで入金する方法
ビットフライヤーで通過を購入するためには、まずはビットフライヤーに日本円を入金する必要があります。
この方法には、銀行振込、 コンビニ入金、クイック入金、の3種類があります。
- 銀行振込の方法
ビットフライヤーのアカウントにログインした後、入出金メニューから「日本円ご入金」タブを選択します。
「お客様用日本円振込先」として「三井住友銀行」もしくは「住友SBIネット銀行」の口座番号が表示されるので、希望する方を選択し、ここに入金したい金額を入力します。
- コンビニ入金の方法
ログイン後、入出金メニューで「一部のコンビニエンスストア(収納代行)」を選択します。その後の画面で入金したい金額を入力し、画面の指示に沿って手続きを完了します。
- クイック入金の方法
ログイン後、入出金メニューで「住信SBIネット銀行」「イオン銀行」「その他の銀行(ペイジー経由で入金)」のいずれかを選択します。その後の画面で入金金額を入力し、画面の指示に沿って手続きを完了します。
ビットフライヤーで出金する方法
入出金メニューの「日本円」から「出金」を選択します。自身の名義である銀行口座の情報が登録されていれば、そちらに日本円が振り込まれます。
ただし、出金には手数料が掛かりますので、アカウントの中に、振込の希望金額と手数料の合計分があることを確認しておきましょう。手数料については、この後の項目にまとめてあります。
ビットフライヤーの手数料一覧
ビットフライヤーで入出金等をする際に掛かる手数料について、まとめました。
銀行振込入金手数料 | 各銀行所定額 | |
クイック入金手数料(住友SBIネット銀行) | 無料 | |
クイック入金手数料(住友SBIネット銀行以外) | 330円 | |
出金手数料(三井住友銀行) | 3万円未満 | 220円 |
3万円以上 | 440円 | |
出金手数料(三井住友銀行以外) | 3万円未満 | 550円 |
3万円以上 | 770円 |
ビットフライヤーでチャートを見る方法
チャートとは、各銘柄の価格変動を表したグラフのことです。投資家は、このチャートを確認することで、価格の変動を予測し、通貨の売買を行うわけです。
こちらでは、チャートをどこでどのように見るのかという、基本的な情報からまずは解説していきましょう。
仮想通貨のチャートは、ビットフライヤーアプリのトップページですぐに確認することが可能です。ログインしていない状態でも、このチャートは確認をすることができます。仮想通貨に興味がある人は、実際通過を購入する前に、まずこのチャートを見るところから慣れていくといいかもしれません。
銘柄が順番に並んでおり、上昇しているのか、下降しているのかが、色別でわかりやすく表示されています。
詳細なチャートを見たい場合は、それぞれの銘柄をタップしましょう。
- 線チャート
こちらは、線チャートで表したビットコインの値動きです。
線チャートとは、直線的なラインで表現されているチャートのことで、初心者でも視覚的にわかりやすいのが特徴です。
- ローソク足
こちらは、ローソク足で表したビットコインの値動きです。
おおまかなシルエットは、線チャートと同じですが、上昇と下降の動き方が細かく色分けされており、線チャートよりも詳細な情報を得ることができます。一般的な投資家は、基本的にローソク足でチャートをチェックする傾向にあるので、早めにこちらのチャートの見方に慣れておくと良いでしょう。
グラフの下にある項目は、時間です。
1時間、1日、1週間、1月、1年、と、好きな単位に設定することができ、チャートの縮尺を変更することが可能です。
ビットフライヤーでログインできない時は?
ビットフライヤーにログインできないなど、トラブルが起きている際には、以下の可能性が考えられます。
- パスワードが間違っている。
パスワードを忘れてしまのは、よくあることです。わかりやすいパスワードだと第三者に破られてしまう可能性がありますので、パスワードは自分でも忘れてしまうほど、難しいものにしておいた方が良いでしょう。パスワードを忘れてしまった時には、再設定を行うことができます。
- メールアドレスが間違っている。
登録しているメールアドレスがわからなくなってしまった場合は、カスタマーセンターに問い合わせましょう。正しいアドレスを入力しているはずなのに、ログインできない場合は、「@」が全角になっていないか、数字やローマ字が間違っていないかを、念入りに確認してください。
- メールの受信設定が間違っている。
ログイン時のトラブルとして挙げられるのが、ビットフライヤーからのメールが届かない、というもの。この際には、ビットフライヤーからのメールを受信できる設定になっているかどうか、確認しましょう。
- パスワードを連続で間違えてしまった。
パスワードやメールアドレスの入力を何度か連続で間違えてしまうと、セキュリティ保護の観点から、一時的にログインができない状態になってしまいます。この時は、時間を空ければ自然とまたログインできるようになります。
bitFlyer(ビットフライヤー)のクレジットカードって?
2021年12月1日、国内で初めて「仮想通貨が貯まるクレジットカード」が登場しました。
それが「bitFlyerクレカ」です。利用に応じてビットコインが貯まっていくなんて、まさに新時代のクレジットカードだ!と飛びつきたくなる人も多いでしょう。
スタンダードかプラチナを選択することができるのですが、スタンダードであれば年会費無料ですし、ポイントのように有効期限が無いので、ビットコインの資産価値が上昇することを期待し、こちらのクレジットカードを入手してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、クレジットカードで決済できる仮想通貨は、今のところ存在していません。
以前はクレジットカードでも購入できたのですが、安全性を考慮し、現在、全ての国内取引所がクレジットカードによる決済を中止したという経緯があるのです。
bitFlyer(ビットフライヤー)のCM
ビットフライヤーのCMには、あのダウンタウンの松本人志が起用されています。
ダウンタウンで漫才をするのではなく、あえて松本人志が一人二役をやっているところにシュールさがあり、インパクト絶大なCMとなっています。
松本人志といえば、その知名度の高さとタレントパワーの強さについて、説明するまでもありません。日本のお笑い界を作った、権威ある存在であり、間違いなく一流芸能人です。
そんな松本人志を起用しているくらいなので、ビットフライヤーがいかにその地位を高めているか、うかがえるでしょう。
まとめ
- ビットフライヤーは、国内最大級の仮想通貨取引所で、ビットコインの取引量がナンバー1である。
- ビットフライヤーを利用するメリットは、安全性が高く、操作が簡単でわかりやすいことなど。
- ビットフライヤーを利用するデメリットは、他の取引所と比較して、手数料が高めなことなど。
- ビットフライヤーでは日本初となるビットコインが貯まるクレジットカードの提供を開始した。