テレビで「GMOコイン」のフレーズを頻繁に耳にするようになり、「一体何の会社だろう…」なんて思っていた人はいませんか?GMOコインが、一体どんな会社で、どういった特徴や魅力を持っているのか、こちらでまとめてみました!
目次
GMOコインってどんな取引所?
GMOコインとは?
GMOコインとは、GMOコイン株式会社が運営している、仮想通貨取引所(暗号資産交換所)です。
日本国内には、現時点で20箇所近くの取引所が存在していますが、GMOコインはその中でも特に人気があり、2021年度のオリコン顧客満足度調査では、第1位を獲得しています。
2017年には、正式に金融庁からの認可を受けています。
GMOコイン株式会社の特徴
GMOコイン株式会社は、2016年10月に設立されています。
東証一部上場企業であるGMOインターネット株式会社のグループ会社として誕生しており、既に培われている金融サービス提供のノウハウを活かしているのが魅力。
そのため、セキュリティが堅牢であり、使いやすさなども重視されていて、初心者でも簡単にビットコインなどの取引を行うことができます。
GMOコインの取扱銘柄一覧
GMOコインでは、2022年1月現在、以下の16種類の銘柄が取り扱われています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- エンジンコイン(ENJ)
- テゾス(XTZ)
- オーエムジー(OMG)
- ポルカドット(DOT)
- コスモス(ATOM)
- シンボル(XYM)
- モナコイン(MONA)
GMOコインのメリット
入出送金手数料が無料
GMOコインの大きなメリットとして挙げられるのが、各種手数料が無料である点です。
即時入金の手数料を始め、日本円の出金手数料、ビットコインの送金手数料など、全てをGMOコイン側で負担してくれるのです。細かい手数料のことを気にせず、何度も気軽に安心して取引や入出金が行えるのは、初心者にとっても上級者にとっても、ありがたいことと言えるでしょう。
取扱銘柄の種類が豊富
GMOコインは、取り扱っている銘柄の種類が豊富です。ビットコインや人気のアルトコインも含め、16種類もの通貨が揃っているのは、珍しいです。
最初はビットコインからスタート…と思っていても、トレードを始めているうちに、あのコインも気になる…、このコインも気になる…、なんて思えてくるケースは多いです。そうなった時、希望のコインがないと、また別の口座を開設しなければいけなくなるので、始めから各種銘柄が揃っていてくれるのは、ありがたいことと言えるでしょう。
最短10分で口座開設できる
GMOコインは「仮想通貨投資に挑戦してみたい!」と思ってから、実際に取引を始められるまでの手順が、とてもわかりやすく、スムーズです。
最短10分で口座開設ができるので、熱が冷めないうちに機会を逃さず、仮想通貨への投資をスタートさせられます。
販売所と取引所を利用できる
暗号資産交換所には、大きく分けて、販売所タイプと、取引所タイプが存在しています。
販売所とは、業者と直接売買を行えるところ。
取引所とは、利用者同士で売買を行うところ。
販売所にも、取引所にも、それぞれメリットがあるのですが、GMOコインの場合、そのどちらも利用することができるので、これはありがたい点だと言えるでしょう。
レバレッジ取引に対応している
レバレッジ取引とは、FX取引とも呼ばれており、元資金の何倍もの倍率で行える取引のことです。
少ない元金で大金を狙える可能性があるので、慣れている人にとっては大チャンスと言えるのですが、リスクが大きいので日本国内においてこのレバレッジ取引は、あまり推奨されていません。
実際、コインチェックのようにサービスの取り扱いを中止している取引所も多いのですが、GMOコインでは、現在でもレバレッジ取引を行うことが可能です。
セキュリティ対策のレベルが高い
GMOコインは、インターネット事業を専門としているGMOインターネットの関連会社であることから、セキュリティ対策も万全です。
顧客の暗号資産をオフラインで管理するコールドウォレット方式を採用していたり、マルチシグネチャと呼ばれる、複数の認証方式を採用していたりするなど、信頼できる高いレベルの対策に取り組んでいます。
500円の少額から積立ができる
GMOコインでは、一定の金額を分割で購入していく、積み立てのサービスを提供しています。
まとまった資金が用意できなくても、自身のペースで徐々に投資をしていくことができるのです。しかも、豊富な銘柄が揃っているので、どの通貨に将来性を感じたとしてもバッチリ対応してくれるというわけです。
API対応で自動売買ができる
GMOコインでは、あらかじめ取り決めておいたルールに従って、プログラムにより自動売買を行う、APIのシステムを採用しています。
忙しい人にとって、管理画面とにらめっこする時間を少しでも短縮できるのは、ありがたいことと言えるでしょう。
レンディングで資産を増やせる
GMOでは、購入した通貨を取引所に貸し出すことができる、レンディングが採用されています。
これにより、利用者はGMOから「賃貸料」を受け取ることができるのです。年率最大3%はかなり魅力なので、ノーリスクで資産を増やしたいのであれば、検討してみてはいかがでしょうか?
GMOコインのデメリット
最低出金額が高い
仮想通貨の出金を日本円で行いたい場合、いつでも好きな金額を引き出せると思ってしまいがちですが、意外に最低出金額が設定されていることがあるので、注意が必要です。
たとえば、コインチェックは0円から、DMMであれば2,000円からというように、それぞれの取引所によって、この金額設定は違っています。
GMOコインの場合は、この最低出金額が「1万円以上」と、かなり高めに設定されているのです。
数千円程度の利益では、自由に引き出すことができないので、この点が不安な人にとってはおすすめができないです。
ただし、全額出金の場合は、この制限はありません。
取引に規制が入る
GMOコインは、価格の急変動が起きた際に、売買規制を発動することで知られています。
初心者のうちはピンと来ないかもしれませんが、ユーザが殺到するタイミングで、大きな損失を被ってしまう可能性があるので、念の為、このことは頭に入れておいた方が良いでしょう。
レバレッジ取引で追証が発生する
元資金の何倍もの倍率でレバレッジ取引をする場合、GMOコインだと「追証(おいしょう)」が発生します。
追証とは、追加証拠金制度の略で、相場の急変動により保有資金以上の損失が発生してしまった際に、追加で資金を納入する制度のことです。
レバレッジ取引を考えている人は、この制度についても頭に入れておいてください。
GMOコインの評判
GMOコインの良い口コミ
スマホのアプリでサクサクと使えるので、ちょっとした隙間時間での利用が可能です。また、セキュリティー対策がキチンとされているので、安心して利用することができます。日本円出金手数料が無料な点も地味に助かります。初心者でも見やすく分かりやすいツールなので、とても敷居が低いサイトだと思います。
他社にはない多種類の暗号資産の現物取引が可能となっていて、ありがたいです。また、私はビットコインとイーリアサムの積み立てを行っているのですが、理解しやすい設計になっていて、初心者でも使いやすいです。
価格動向が気がかりなので、外出中や仕事中でもスマホで出来るGMOコインを利用しています。スマホアプリがとても優秀で、チャート画面も見やすいのが気に入っています。エントリーや決済指示が指先一本で気軽に出来き、取引通貨の種類も多いので楽しいです。
GMOコインの悪い口コミ
GMOコインのスプレッドと取引手数料計算してみたけど、日本の取引所ひどいな。スプレッドでしかもうビジネス事業ができなくなっているんだろうか…
GMOコインのレンディングサービスは必要な金額が大きいので、初心者には向いてないのかも。
GMOコインの使い方は?
アプリをダウンロードする方法
GMOコインでの仮想通貨の取引は、ウェブサイトからだけでなく、スマホ向けのアプリからでも行うことが可能です。
GMOコインからは、『GMOコイン暗号資産ウォレット』というアプリがリリースされているので、こちらをダウンロードしましょう。実際のダウンロードは、こちらから行えます。
https://coin.z.com/jp/corp/guide/tool/wallet/
スマホアプリを使うメリットとしては、場所や時間にとらわれず自由に取引が行える点、プッシュ通知で価格変動を知らせてくれる点などが挙げられます。
GMOコインで口座開設する方法
GMOコインでは、次の6つのステップで口座開設をすることができます。
口座開設の手順
- メールアドレスを登録する
- パスワードを登録する
- 二段階認証を設定する
- 基本情報を登録する
- 本人確認の手続きをする
- 口座開設コードを入力する
その他の取引所と最も大きく違う点は、「本人確認」のステップでしょう。
GMOでは、「かんたん本人確認」と「画像アップロード」の2パターンの本人確認に対応しています。
「かんたん本人確認」の場合は、自身の顔写真を撮影する必要があるのですが、これだと郵便物による書類受取のステップが必要なくなるので、本当に最短10分で取引を開始することができます。
通常は、郵送されてくる書類を受け取ってから取引スタートになることが多いので、今すぐ取引を開始したい人にとって、GMOの「かんたん本人確認」はかなり魅力であると言えるでしょう。
GMOコインで入金する方法
GMOコインの場合、入金方法には以下の2パターンがあります。
- 即時入金
- 銀行振込
インターネットバンキングを使っているのであれば、その口座から即時入金を行うのがベストでしょう。
即時入金が可能な金融機関は以下の通りです。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
即時入金を利用できない場合は、銀行振込によって入金を行います。
振込先の銀行は、GMOあおぞらネット銀行か、楽天銀行になります。
振込元の銀行がモアタイムシステムに対応している金融機関であれば、通常は数分程度で入金が反映されます。即時対応時間外であったり、メンテナンス中であったりする場合には、入金の反映に時間が掛かることもあります。
GMOコインで出金する方法
GMOコインから日本円を出金する場合には、会員ページか、もしくは公式アプリから操作を行います。
ログイン後のホーム画面から「入出金」「日本円」を選択し、出金先の金融機関や、出金依頼金額などの情報を入力してください。
この際、セキュリティの関係で二段階認証が必要となります。
GMOコインの手数料は?
GMOコインの入出金手数料は無料!
GMOコインの場合、入金に掛かる手数料も、出金に掛かる手数料も、無料です。
ただし、銀行振込を行う場合には、各銀行の定めた振込手数料が掛かってきます。
通常、日本円を出金するためには、500円〜700円程度の手数料が掛かってきます。1回きりであれば大した金額ではないかもしれませんが、これが10回、20回、…と徐々に増えてきた場合、バカにならない金額が掛かってくることになりますよね?だからこそ、出金手数料が無料なのは、かなりのメリットと言えるのです。
GMOコインでは送金手数料も無料?
GMOコインでは、送金に掛かる手数料も、無料となります。
ただし、これはGMOコインに支払う手数料が0円というだけであって、取引の認証を行ってくれるマイナーに支払う手数料などは、他の取引所と同じく別途掛かってくることになります。
GMOコインでよくある質問
GMOコインで積立をする方法
GMOコインでは「つみたて暗号資産」というサービスを行っています。これは、毎日または毎月、決まった日に、決まった金額の仮想通貨(暗号資産)を自動で購入できるサービスです。
500円から購入可能なので、これまで仮想通貨への投資に対して敷居が高いと感じていた人でも、気軽に始めることができるでしょう。
たとえば、ビットコインと、イーサリアムと、リップルを、少しずつ買い増ししていきたいので、500円ずつ積み立ていくといった、細かい要望にも応えてくれます。
こういった積み立て方は分散投資といい、長期的に定額で購入を行うため、購入時の価格を平準化することができます。その結果、1回にまとめて多額を購入するよりも、リスクを抑える効果が期待できるのです。
つみたて暗号資産に申し込むためには、スマホではなく、PCのブラウザから手続きを行います。
ログイン後、会員ページから「つみたて暗号資産」を選択し、「積立状況」の項目から、希望の銘柄、積立プラン、積立金額を入力していきます。
GMOコインで法人口座を持つ方法
GMOコインでは、国内に登記のある「株式会社」「有限会社」「合同会社」であれば、法人口座を開設することが可能です。
法人口座の場合、販売所が利用できない、現物取引ができない、即時入金ができない、など制限があるので、事前によく確認をしましょう。
口座開設方法は、以下の通りです。
- 取引担当者のメールアドレスと電話番号を登録する。
- 法人情報を登録する。
- 必要書類を提出する。
- 郵送されてきた書類に記載されている口座開設コードを入力する。
ビットコインの取引に向いている?
GMOコインは、ビットコインの取引を行うのに向いていると言えるでしょう。
特に、ビットコインでレバレッジ2倍のFX取引を行えるのは大きなポイント。
相場が下落することを見込んで高値による売り注文を出しておき、安値になったところで買い戻すといった、現物取引ではできない収益の上げ方も期待できるのです。
長期での安定した投資を考えていたところから、突然、短期で大きな利益を得たいと考えるようになったとしても、GMOコインであれば、どちらにも対応しているので、そこが魅力と言えるでしょう。
GMOコインのCM
現在、GMOコインのCMには、あのスギちゃんが起用されています。
スギちゃんと言えば、かつて「◯◯だぜ〜」のフレーズで一世を風靡しましたよね。そのスギちゃんが今、こうして暗号資産取引所のCMに登場していることを考えると、仮想通貨にも同じように2度目のブームが到来しているのだろうなと感じさせられます。
ちなみに、GMOコインダンスの振り付けを担当しているのは、パパイヤ鈴木さんです。キャッチーで元気な曲調に加え、あの独特のダンスがテレビから流れてくると、思わずハッと惹き付けられてしまいますよね!
CMに登場している女優は?
ところで、スギちゃんと一緒に踊っている女優さんは誰?と気になった人も多いことでしょう。
彼女の名前は、アンジェラ芽衣さん。
東京ガールズコレクションなどのファッションショーに多数出演するモデルさんであり、あの仮面ライダーシリーズにもメインキャストとして出演していました。
今が旬で、勢いのある女優さんを起用しているあたりに、GMOコインの並々ならぬ意気込みが伺えます。
GMOコインのキャンペーン
GMOコインでは、随時キャンペーンが行われています。
キャンペーンの内容は、その都度変化しますので、公式サイトで確認しましょう!
たとえば今なら、暗号資産を購入することで、毎日10人に現金1,000円が当たるキャンペーンなどが開催されています。毎日が当選のチャンスなので、可能性は意外に高いかもしれません。
そのほか、1日に600万円以上の取引をすると、毎日1人に10,000円が当たるというキャンペーンも行われているようです。
まとめ
- GMOコインは、オリコン顧客満足度調査で第一位を獲得したこともある、人気の取引所。
- 入出送金に掛かる手数料が無料なので、初心者でも安心して気軽に始めることができる。
- 口座開設までの手続きがスムーズで、最短10分で取引を開始することも可能である。
- 大手のインターネット企業がバックについており、セキュリティ対策が万全である。
- 取引のできる銘柄やプランが豊富で、積み立てなどのサービスも充実している。