STEPNが日本を中心に流行して以降、大ブームの予兆があり、世界から注目されている Move to Earn系アプリ。そんな中でも、特に本格的であることが際立っている「Wirtual(ワーチャル)」の特徴や魅力について、解説していきます。
目次
Wirtual(ワーチャル)とは?
動いて稼ぐ Move to Earn 系アプリ
Wirtual(ワーチャル)は、STEPN が大ブレイクしたことで注目されるようになった、Move to Earn 系のアプリです。
その他のアプリと違う点は、NFTとしてのアバターが存在し、カスタマイズできるところや、エクササイズの種類が豊富で、スマートウォッチとの連携が必須だったりと、普段から本格的に運動をしている「ガチ勢」向けのアプリである点などです。
これらの特徴については、以下の項目でも詳しく解説していきます。
タイの企業によって運営されている
ワーチャルは、タイ発のプロジェクトです。
タイというと、スピリチュアルで宗教的な印象が強く、ゲームの先進国というイメージはあまりないかもしれませんが、近年ではPS4向けのホラーゲームを開発していたりと、めきめき力を伸ばして来ています。
エクササイズの種類がどこより豊富
STEPN を始めとする、Move to Earn 系アプリのほどんどは、歩くことや、走ることがメインとなっており、それ以外の運動については、サポートされていなかったりします。
その点、ワーチャルの場合は多種類のエクササイズに対応しています。
ワーチャル対応エクササイズ
- ウォーキング
- ランニング
- サイクリング
- 水泳
- ワークアウト
- ダンス…etc.
このように、色々な運動をし、そのデータをアプリに送信することで、対価としてコインが貰えます。
本格的に運動をやっている人にとっては、その運動に使うエネルギーをお金に変えることができるという点で、かなりありがたいアプリということになるでしょう。
また、WIRTUALには「Run・Walk・Swim・Bike」の4つのチャレンジが設けられています。
- The Fastest(速さ)
- The Longest(長さ・距離)
- Group Challenge(グループ)
これら、3つの要素によって達成度合いを計測されており、チャレンジに成功すると、WIRTUALのコインを手に入れることができます。
アバターがNFTとして存在している
ワーチャルでは、かなりリアルなアバターを作成することができる上、自分の好きなようにカスタマイズができるところが魅力です。レアなアイテムに希少価値が付くのもユーザーが燃えるポイントでしょう。
アバターの要素
- Skin(肌)
- Hairstyle(髪型)
- Clothing(服)
- Shoes(靴)
- Accessoris(アクセサリー)
初期投資無料でスタートさせられる
ワーチャルは、初期投資ゼロでスタートさせることができます。
歩くことで効率良く稼げるSTEPNは、初期投資の段階で10万円以上が必要だったので敷居が高く、富裕層や熱心な投資家向けのアプリという印象でしたが、ワーチャルの場合は、初期投資に関しては無料ですから、誰でも気軽に始められるのが魅力です。
Wirtual(ワーチャル)の始め方
ワーチャルを始めるには、まず、アプリをダウンロードするところからです。ダウンロード自体は無料なので、今すぐワンクリックで可能です。
https://apps.apple.com/jp/app/wirtual/id1502074660
ただ、アプリに運動データを送信するため、心拍数、カロリー、移動距離などを測定する必要があり、そのためには、スマートウォッチとの連携が必須となります。
「えっ…!スマートウォッチがないと始められないの!?」
と思ってしまった人もいるかもしれませんね。一般的な感覚からすると、スマートウォッチとの連携が必須だなんて、気軽に動いて稼げないように思えるでしょう。
しかし、逆の発想をすると、運動をする際にスマホを持ち歩く必要がなくなり、かえって楽だったりします。
水泳をする時や、ダンスをする時など、スマホを携帯していると邪魔になりますよね?だからこそ、本格的に運動をしている人にとっては、スマートウォッチさえ準備してしまえば、かなり有利な状況となるのです。いかがですか?あなたは、このシステムに魅力を感じたでしょうか?
Wirtual(ワーチャル)の報酬額
ワーチャルでは、エクササイズをすることによって、ワーチャル独自のトークン(WIRTUAL)を入手することができます。
無料でプレイすることも可能ですが、無料プレイで得られる報酬は、0.1WIRTUAL程度とかなり僅かなので、有料でプレイしなければ、ほぼ意味がないアプリと言えるかもしれません。
WIRTUALコインについては、現状、PancakeSwapで取り扱いがあります。
WIRTUALで稼いだコインを日本円に変換する時の手順は、概ね以下の通りです。(あくまでも一例なので、自分なりに最も最適な方法をチョイスしましょう。)
- WIRTUALをPancakeSwapに送金する。
- PancakeSwapでWIRTUALをBNBとトレードする。
- BNBをBinanceに送金する。
- BinanceでBNBを基軸通貨(BTC等)とトレードする。
- 基軸通貨(BTC等)を日本の取引所に送金する。
- 日本の取引所で基軸通貨(BTC等)を売却する。
- 日本の取引所から、日本円を出勤する。
バイナンスで口座を作る際には、以下からアクセスしてください。
BINANCE(バイナンス)の口座開設はコチラ!(招待コード付)
https://accounts.binance.com/ja/register?ref=397668288
また、WIRTUALには、Holders level というプレイヤーレベルがあります。
Holders level
- Default
- Starter(100 WIRTUAL)
- Silver(200 WIRTUAL)
- Gold(500 WIRTUAL)
- Business(1,500 WIRTUAL)
- Platinum(5,000 WIRTUAL)
- Emerald(10,000 WIRTUAL)
- Master(10,000 WIRTUAL)
持っているWIRTUALに応じてレベルが上がっていく仕組みで、高いレベルであればあるほど、手に入るWIRTUALの量も多くなります。
Wirtual(ワーチャル)の経過情報とロードマップ
・2017年
W JAMES VENTURES社が活動を開始。
・2019年
WIRTUALプロジェクトスタート。
成長方法論の科学テストプロジェクトを行う。
初期のユーザーからフィードバックを集める。
・2020年
バージョン1.0をリリース。
多くの企業と提携。
・2022年
バージョン2.0をリリース。
フェーズ1
- すべてのチャレンジの開始
- スウェットマイニング
- アバター1.0、NFTバーチャルショップ
- ブランドショップ
- ブランド&イベントパートナーシップ
- ライブイベントの統合
- スマートウォッチに接続された追跡システム
- ワークアウト&ダンス
- バーチャルコーチ
- アバター2.0
フェーズ2
- ギルド戦
- NFTアバター2.0ショップ
- 健康マシン
- ソーシャルメディアとNFT
- 多言語対応
- NFT繁殖
- アバターフィットシステム
- ハードウェアの予約注文
フェーズ3
- AR技術
- メタバース入門
- 健康システム
- ワーチュアルラボ
- ワーチュアルキャピタル
- アバターマスター
Wirtual(ワーチャル)のトケノミクス
ワーチャルの公式サイトに掲載されているトケノミクス情報は、以下の通りです。
- Total Supply 1,000,000,000 WIRTUAL COINS
- Ecosystem 45%
- Company 25.5%
- Treasury 24.05%
- Pre-sales 5.45%
Wirtual(ワーチャル)のデメリット
本格的に運動をする人でないと、動いて稼ぐまでの敷居が高く感じられてしまうので、一般層に広がりづらいのが、ワーチャルのデメリットと言えるでしょう。
しかし、日頃から水泳やサイクリングやダンスを行う人々にとっては、逆にワーチャルでないと稼ぎづらかったりするので、ガチ勢を一斉に取り込める可能性もあります。
Wirtual(ワーチャル)の好材料
ワーチャルは、メジャーなスポーツブランドである、アンダーアーマーなどが協賛していますし、CERTIKの監査にも通っているので、ある程度信頼のできるプロジェクトだと考えられます。
大流行したSTEPNと同じ、Move to Earn 系アプリですし、続々と開発されているその他の Move to Earn 系アプリとは違い、独自の「本格路線」を貫いているので、そこに期待ができます。
本格路線であることを、メリットと捉えるか、デメリットと捉えるかは、投資家の考え方によって違ってくるでしょう。
Wirtual(ワーチャル)の投資家とパートナー
ワーチャルには、以下のようなスポーツ系を中心とした、大手企業が出資をし、提携を結んでいます。
Wirtual のパートナー
- Guildfi
- Under Armour
- Garmin
- MITSUBISHI MOTORS
- NBA…etc
Wirtual(ワーチャル)の総評
ワーチャルは、大手スポーツ企業が出資をしている点、既にサービスが開始されており、ユーザーからのフィードバックを盛んに反映させている点、公式サイトが作り込まれている点などから、信頼のできるアプリであり、需要もある程度見込めると推測できます。
ただ、本格的なエクササイズにニーズが絞られている点や、スマートウォッチとの連携が必須である点などから、一般層にどこまで支持されていくのかが、未知数です。日頃から運動をよく行う人にとっては、非常にありがたく価値のあるアプリなのですが、誰もが気軽に入っていけるようなアプリでないと、投資家達も出資しづらいかもしれません。
運動不足を実感している現代人は多いと思われますが、一般的な人々は、せいぜい帰り道に歩くか、ジムへ行って、多少ジョギングをするくらいのことにしか取り組めないでしょう。
確実に独自性はあるので、それでどこまで顧客を取り込めるかが、勝負の分かれ目となりそうです。
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