
「暗号資産といえば、コインチェック。」というキャッチコピーを、最近CMでよく耳にしますよね。
実際、仮想通貨の取引を始めようと考えている人は、とりあえずコインチェックを利用する傾向があるようです。
そこで今回は、コインチェックがどんな取引所なのかを解説すると共に、メリット&デメリット、世間の評判などについても徹底的に解説していきます。
目次
- Coincheck(コインチェック)はどんな取引所?
- Coincheck(コインチェック)のデメリット
- Coincheck(コインチェック)のメリット
- Coincheck(コインチェック)の悪い口コミや評判
- Coincheck(コインチェック)の良い口コミや評判
- Coincheck(コインチェック)の使い方について
- コインチェックのCMについて
- まとめ
Coincheck(コインチェック)はどんな取引所?
コインチェックの概要
コインチェックは、仮想通貨(暗号資産)の取引所です。コインを購入したり売却したりといった取引を行うためには、コインチェックのような取引所を利用することが必須となります。
コインチェックが誕生したのは、2012年8月のこと。運営しているのは、株式会社コインチェックで、東証一部に上場しているマネックスグループの完全子会社です。
コインチェック内には、販売所と取引所が存在しています。販売所ではコインチェックを相手に取引を行い、取引所では売買を行いたい者同士が直接取引を行います。
コインチェックには、概ね以下のような特徴があります。
これらの特徴については、コインチェックのメリットの項目にて、詳しく解説していきます。
コインチェックの創業者について
コインチェックの創業者は、和田晃一良氏。1990年11月1日生まれで、2022年現在、31歳という若さです。埼玉県生まれで、東京工業大学出身。
彼は、数々のコンテストでエンジニアとして優勝するなど、若手起業家界隈では昔からよく知られている存在した。コインチェックの前身である、レジュプレスを完成させたのは、和田氏がまだ大学在学中のこと。
大学の先輩から「暗号資産事業には手を出すな」と忠告されていた和田氏ですが、彼はそれを無視して株式会社コインチェックを立ち上げることになります。
コインチェックの流出事件について
2018年1月、コインチェックは巨額のハッキングの被害に遭い、580億円もの仮想通貨「NEM」を外部からのアクセスにより流出させてしまいました。出川哲郎のCMが話題を呼び、知名度アップに成功していた矢先のことです。
これにより、コインチェックは、自社への信頼を失墜させてしまうと同時に、仮想通貨そのものに対する世間のイメージまで悪くしてしまうこととなったのです。
事件の原因は、コインチェックの管理がホットウォレットによるものだったためです。ホットウォレットとは、仮想通貨をインターネットに接続した状態で保管するスタイルのこと。これに対してコールドウォレットは、オフラインの状態で管理することを指します。
コインチェック事件の犯人は、未だに明らかになっておらず、北朝鮮あるいはロシアのハッカーによる犯罪ではないかとされています。
コインチェックが買収された経緯について
コインチェックは、2018年4月、一部上場企業であるマネックスグループ株式会社に買収されています。
管理体制がずさんであったことを金融庁に指摘され、窮地に立たされていたコインチェックに、マネックスが手を差し伸べる形になったのです。
コインチェックの買収価格は、36億円。巨額の流出事件で業界のイメージごと失墜させていたコインチェックですが、それでもマネックスグループの社長である松本大氏は、「仮想通貨の将来は大きい」と発言しています。そのため、コインチェックを買収することで、仮想通貨ビジネスへ一気に参入しようと考えたわけです。
コインチェックは金融庁に認可されている
仮想通貨交換業者として、世間からの信頼度を得るためには、金融庁から正式に認可されることが必須となります。
この認可の条件は非常に厳しく、資本金1,000万円以上で、なおかつ黒字経営ができていなければなりません。金融業に関わらず、国からの認可をもらうためには、条件をクリアし、透明性のある経営をしている必要があるのです。
コインチェックは詐欺被害に遭って依頼、すっかり世間の信頼を失っていましたが、2018年、マネックスへ買収されたことによりセキュリティ対策を高め、翌年の2019年1月、金融庁から正式に認可されることとなりました。
2021年にはテレビCMも再開されることとなり、名実共に、国内ナンバーワンの仮想通貨取引所に返り咲いたわけです。
Coincheck(コインチェック)のデメリット
利用者数ナンバー1のコインチェックですが、利用をする際にデメリットってあるのでしょうか?
1. 手数料が高い
コインチェックを利用する際、デメリットとして問題視されているのが、手数料についてです。
「あれ?取引手数料は無料って書いてあるけど…?」と思った人もいるかもしれませんね。
確かに、目に見えるところには無料と書かれていますし、実際、取引所にて利用者同士で直接取引を行うのみであれば、手数料は掛かりません。
問題は、販売所から購入を行う場合です。
この時、実は目に見えない形で、実質の手数料のようなものが上乗せされる仕組みになっているのです。仮想通貨を販売所から購入する時と、売却を行う時では、金額が微妙に変わっており、この差額分で業者は利益を出しているのです。
この差額分のことをスプレッドと言います。スプレッドの幅は業者によって違います。スプレッドが広いと業者の利益が大きくなるわけですが、コインチェックはスプレッドが広いため、ユーザーにとってはデメリットであると言えるでしょう。
2. FX取引のサービスがない
FX取引とは、てこの原理ように元金にレバレッジを掛け、実際の資金の何倍もの取引を行うことです。
うまくいけば大きな利益を生み出せますが、その分、損失を出すリスクも高まります。初心者には向いていない取引であることから、コインチェックではFX取引を禁止しています。
現物取引しか行わない初心者にとって、このデメリットは全く関係ありませんが、短期で大きな利益を出したい!と考えている人にとって、FX取引ができないのはデメリットになってくるでしょう。
3. 過去にハッキング被害を受けている
コインチェックは前述の通り、2018年1月に巨額のハッキング被害を受け、580億円のNEMを流出させています。しかし、この後コインチェックは大手であるマネックスの子会社となっており、セキュリティ対策を強化するようになりました。

事件のイメージは悪かったものの、コインチェックは当時、スピーディーに良心的な対応を行っています。本来は規約上、被害者に対して補償を行わなくても何の問題もなかったのに、きちんと返金の手続きを行ったのです。
一度、痛い思いを経験している企業は、その後、同じ過ちを繰り返すまいと気を引き締めますから、むしろ過去にハッキング被害に合っている業者の方が、実はセキュリティ面において安全であると考えられるかもしれません。
4. 突然取引できなくなるケースがある
コインチェックでは、仮想通貨の価格が急変動すると、処理が追いつかなくなるのか、突然取引不能になってしまうことがあるようです。
価格が大暴落してしまった時など、急いで売りたいのに、すぐに対処できなかったら、その間にもどんどん価格が暴落してしまうかもしれませんよね?レアケースではありますが、これもデメリットであると言えるかもしれません。
Coincheck(コインチェック)のメリット
1. 日本国内の安心できる取引所である
日本人であれば、やはり日本国内の取引所を利用するのが最も安全でしょう。
海外の取引所は、たくさんの銘柄を扱っていて、自由度も高かったりしますが、基本的に日本語には対応していませんし、使い方が複雑で難しく、被害に遭うリスクも大きかったりするので、初心者にはおすすめできません。
2. 操作画面がシンプルでわかりやすい
コインチェックは大手の取引所ですから、UIデザインのレベルが高く、操作がシンプルでわかりやすいと評判です。
3. 利用者数が国内第一位で信頼できる
コインチェックは日本国内で最も知名度が高く、利用者数が最多の取引所になります。
多くの人が利用しているということは、それだけ信頼されている証ですから、比較をしてもよくわからない場合は、利用者数だけを目安に選ぶのもアリでしょう。
4. 取り扱っているコインの種類が多い
コインチェックは、日本国内の取引所の中では、扱っている銘柄が多いです。
国内の取引所では、12〜13種類が一般的ですが、コインチェックの場合は2022年現在、17種類ほどの銘柄を扱っています。
今後のことを考えると、できるだけ多い銘柄を扱ってくれている方が、可能性の幅を広げられるでしょう。
5. カスタマーセンターが存在している
コインチェックは、CEXと言われ、中央集権型の取引所になります。つまり、管理者が存在していて、何かあった時にサポート対応をしてくれるのが魅力です。
カスタマーセンターがないと、トラブルが起きたり、不明点が見つかったりした時に為す術がないので、これはありがたいことと言えるでしょう。
Coincheck(コインチェック)の悪い口コミや評判
コインチェックに関する、悪い口コミを集めてみました。

コインチェックの本人確認うまくいかんすぎて辞めようかと思うくらい

コインチェック評価損益だせないの不便すぎるな〜

コインチェック、通貨数は多いけどスプレッド広いからあんまりお勧めはできない

コインチェックのアプリは申請が面倒で泣きました

スマホアプリでチャートが1年分しか見られないことは大問題。チャートの意味を成していない。IEO内でチャートが3つしか選べないのも、いちいち戻って見ないといけないから面倒。全て見れるように変えて、板取引を増やすように取り組んで
Coincheck(コインチェック)の良い口コミや評判
コインチェックに関する、良い口コミを集めてみました。

仮想通貨始めるならなんだかんだコインチェックがおすすめ。圧倒的にわかりやすいし、使いやすい。流出事件でマイナスイメージ持ってる人もいるけど、それがあったからセキュリティも強化されてる。攻められたことのない城よりも、攻められたことのある城の方が強いよ。

コインチェックは使いやすいですよね
・デザイン性、ユーザビリティが優れています。
・トップページには通貨の価格。一目瞭然。

coincheckのBTC積立。
放ったらかしで積立られて便利。

暴落が始まってから冬眠してたのですが、久し振りにコインチェックのアプリを立ち上げたらUIが変わってて便利になっていました。

coincheckカスタマーセンターさんのおかげで、仮想土地と仮想通貨が奪われずに済みました。本当にありがとうございました。
Coincheck(コインチェック)の使い方について
仮想通貨の取引を始めたいけれど、実際コインチェックってどうやって使えばいいのかよくわからないという人のために、こちらでコインチェックの使い方について解説していきます。
コインチェックで口座開設する方法
コインチェックで仮想通貨の取引を開始するためには、取引用の口座を開設する必要がありますので、以下で手順を押さえておきましょう。
1. アカウント登録をする
- コインチェックのアプリにログインします。
- メイン画面から「会員登録」を選択します。
- メールアドレスや、パスワードを入力します。
- 送信されてきたメールに記載されているリンクをクリックしましょう。
これで、アカウント登録は完了となります。
2. 本人確認の手続きをする
- 居住国が日本であること、年齢が20歳以上、74歳以下であることを確認します。
- 各種重要事項をチェックし、問題がなければ「同意する」をクリックします。
- 電話番号を入力し、SMSに届いた6桁の番号を入力します。
- 名前や住所などの基本情報を入力します。
- 本人確認の書類を提出します。
登録可能な書類は、以下の通りです。
運転免許証 |
パスポート |
在留カード |
特別永住者証明書 |
運転経歴証明書 |
住民基本台帳カード |
マイナンバーカード |
- 二段階認証の設定手続きを行います。
これで、本人確認の手続きは完了となります。
コインチェックで必要な手数料一覧
コインチェックで必要となる手数料を一覧にまとめました。
口座開設料 | 無料 | ||
取引手数料 | 無料 | ||
送金手数料 | 0.001BTC | ||
入金手数料 | 銀行振込 | 銀行の設定手数料 | |
コンビニ入金 | 3万円未満 | 770円 | |
3万円以上 | 1,018円 | ||
クイック入金 | 3万円未満 | 770円 | |
3万円以上 | 1,018円 | ||
50万円以上 | 入金額×0.11%+495円 | ||
出金手数料 | 407円 |
コインチェックの入金方法
仮想通過の取引を始めるためには、まず日本円を取引所の口座に入金する必要があります。
コインチェックの場合、入金のやり方は、3種類あります。
1. 銀行振込
指定の銀行口座に入金をするやり方です。銀行への振込手数料は掛かりますが、入金自体に掛かる手数料は0円なので、最もスタンダードで利用しやすい方法です。
2018年以降は、365日24時間いつでも他の銀行口座へ即時にお金を振り込めるモアタイムシステムが導入されています。このため、アカウントへの入金は即座に反映されるようになっています。
2. コンビニ入金
コンビニに設置されている端末から、コインチェックに入金をする方法です。手持ちの現金で振込可能。反映も即時なので、利便性はとても高いです。
手数料は、3万円未満の場合だと770円、3万円以上の場合は1,018円が必要です。
また、コンビニ入金をするためには、SMS認証が必要です。
3. クイック入金
クイック入金(ペイジー決済)とは、パソコン、携帯電話、ATMから入金をする方法です。金融機関の営業時間等に左右されず、いつでも決済が可能なので、急な値動きに対応したい場合は、こちらを選択しておくと良いでしょう。
手数料は、3万円未満の場合だと770円、3万円以上の場合は1,018円、50万円以上の場合は、入金額×0.11%+495円です。
コインチェックの出金方法
仮想通貨で得た利益を現実の世界で使うためには、日本円として出金をする必要があります。
出金をする際には、本人確認の手続きが必要です。SMS認証、書類提出、IDセルフィー提出、ハガキ受取など、地味に面倒ではありますが、これを完了しなければ、いくらお金を儲けても使うことができませんので、必ず済ませておきましょう。
出金方法は1通りで、銀行振込のみとなっています。手数料は、407円です。
コインチェックの積立方法
積立とは、毎月一定の金額を自動的に積み立てて行き、安定した投資を行うことです。
1. コインチェック側で口座の設定をする
積立を行うためには、コインチェックから自動的にお金を引き落としてもらう必要があるので、まずはそのための金融機関口座情報を入力します。
たとえば、三菱UFJ銀行から引き落としてもらいたいのであれば、三菱UFJの口座情報を入力します。
2. 金融機関側で口座振替の申込みをする
次に、金融機関の方で、コインチェックにお金を引き落としてもらうための手続きを行います。やり方は、各金融機関によりますが、案内の通りに行えば大丈夫です。
3. 積立内容を設定する
コインチェック側の画面で、積立プランの設定を具体的に決定します。
毎月積み立てるのか、毎日積み立てるのか、1回に積み立てる具体的な金額や、どの通貨で積立を行うのか、など1つ1つ選択していきます。
最後に設定内容を確認する画面が現れるので、間違いがなければこれで手続き完了となります。
コインチェックでチャートを見る方法
初心者にとって、最もよくわからなくて不安なのが、チャートの見方でしょう。
コインチェックを利用する場合、チャートをどこでどのように見ていけば良いのでしょうか?
チャートとは?
チャートとは、価格の変動を表したグラフのことです。
過去のチャートを参考にすれば、未来の価格の変動を予測することができるので、チャートを読み解くことは非常に重要です。ただし、あくまでも傾向が予想できるだけであり、100%確実に読み解くことは不可能なので、専門家の意見であっても、鵜呑みにはしない方が良いでしょう。
チャートはどこで見る?
コインチェックの場合、サイトにアクセスすればすぐにこのチャートページが表示されます。
チャートの種類について
コインチェックで表示されるチャートには、線チャート、ローソク足、の2種類があります。
- 線チャートの特徴は?
線チャートは、価格の変動を線で結んでいるだけの初心者向けチャートで、見やすくスッキリしているのが特徴です。

- ローソク足の特徴は?
ローソク足は、価格が上昇しているのか、下降しているのかを、色で見分けることができるので、線チャートよりもさらに細かくトレンドを掴みやすいのが特徴です。
株式投資や、FXをやっている人にとっては、ローソク足チャートの方が一般的なので、早い段階でローソク足チャートの見方に慣れておいた方が良いかもしれません。ただ、情報が多い分、混乱してしまうケースもあるので、よくわからないうちは、線チャートだけ見ておけば充分でしょう。

コインチェックのアプリでは、好きな方のチャートを選択して表示することができます。
時間軸の設定について
チャートを表示させる時には、時間軸の設定を行うことができます。
たとえば、線チャートであれば、1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年、という単位で、時間軸を変更できます。
遠い過去にまで遡って、値動きの大きな流れを掴みたいのか、それとも、ここ最近の流れを集中的に掴みたいのかによって、この単位を自分で自由に設定するのです。
ローソク足の方は、もっと細かく、分単位まで切り刻むことができます。
通貨の表示について
コインチェックのチャートでは、日本円(JPY)建て、ビットコン(BTC)建て、両方の表示に対応していますので、必要な方の情報をチェックしましょう。◯◯建てとは、投資の世界において、その通貨で価格表示することを意味します。
ウィジェット機能について
ウィジェットとは、スマホでアプリを起動しなくても、ホーム画面で簡単に情報を閲覧できる機能のことです。一般的に、ニュースや天気などがウィジェットに設定されています。
仮想通貨は、値動きが激しいので、チャートを頻繁にチェックしたいと考える人がほとんどでしょう。だからこそ、アプリを毎回わざわざ起動しなくても、ウィジェットに設定しておけばすぐに確認をすることができて、便利なのです。
ウィジェットを追加するには、スマホのホーム画面から左へ向かってスワイプしましょう。ここで編集をタップすれば、ウィジェットに追加できる項目の一覧が出てきます。

ウィジェットの見方はいたってシンプル。現在の価格がリアルタイムで表示されており、前日比プラスの場合には、背景が緑色、マイナスの場合には、赤色で表示されます。
トップ画面は、その時間のレート表示のみとなっているので、詳しいチャートを見たい場合には、各銘柄をタップします。

通貨を購入しなくても閲覧できる?
チャート自体を見ることは、通貨を購入していなくても可能ですし、アカウントを作ったり、会員登録をしたりしていなくても可能です。
まずは、投資をしている気分を味わったり、チャートを見る感覚に慣れることが重要ですので、通貨を購入する前から、ウィジェットで値動きだけチェックしておくと良いかもしれません。
しかし、実際に通貨を購入していなかったら、値段が上がっていようが、下がっていようが、自分には関係のないことなので、実感が湧かないと思われます。だからこそ、まずは少額でも良いので、実際に投資を初めてみるのが良いでしょう。
たとえ1,000円くらいであっても、実際に通貨を購入していれば、その値動きを見る時には、変動ぶりがちゃんと気になるはずです。
コインチェックのスプレッドって何?
「コインチェックを利用する場合、スプレッドに気をつけた方がいい」とか「コインチェックは、スプレッドが広いからおすすめできない」なんて話を聞いたことがありませんか?
このスプレッドって、一体何のことなんでしょうか?
スプレッドとは「見えない手数料」のようなものです。販売所にて仮想通貨を売買する時、買う時と売る時で金額に差が生じるのですが、販売所はこの差額分で利益を出しているんです。
取引所のみを利用する人にとって、このスプレッドは広くても狭くても特に関係ありませんが、コインチェックと直接やりとりを行う販売所を利用する際には、このスプレッドを上乗せ徴収されてしまうので、気をつける必要があります。
コインチェックにログインできない?
ログインできない原因は?
コインチェックにログインできない理由には、いくつかパターンがありますので、こちらでご紹介していきます。
- 1. パスワードが間違っている
ログインできないあるあるといえば、パスワードを忘れてしまっているケースです。
もし、パスワードがわからなくても、メールアドレスさえ入力できれば、パスワードは再設定を行うことが可能です。
覚えやすいパスワードや、他と同じパスワードを設定してしまうと、第三者に不正アクセスされてしまう可能性が高まりますので、忘れてしまったとしても何とかなる前提で、難しいパスワードを設定する方がおすすめです。
メールアドレスを忘れてしまうと簡単には復帰ができなくなってしまいますので、気をつけましょう!
ちなみに、メールアドレスでログインできないパターンとしては、アドレス内の「@」を全角で入力してしまっている、「.ne」「.com」「.jp」を混同してしまっている、といった例が挙げられます。
あるいは、思い込んでいるのと別のアドレスを入力しているパターンも考えられますので、思い当たるアドレスをいくつか入力してみると良いでしょう。
- 2. 二段階認証ができていない
仮想通貨の取引所では、不正アクセスを防ぐために二段階認証を採用しているケースが一般的です。
コインチェックの場合、『GoogleAuthenticator』をダウンロードして、この二段階認証に対応することが求められますので、指示に従いましょう。
二段階認証を設定するためには、WEB版のコインチェック公式サイトへログインし、「設定」から「二段階認証」を選択してください。
最後に、スマホ側でQRコードを読み取り、アプリで生成された6桁の認証キーを入力を入力すれば設定完了です。
- 3. アカウントの種類が間違っている
コインチェックにログインする際には、「取引アカウント」「決済アカウント」「貸仮想通貨アカウント」の3種類のアカウントの中から選択することができます。このアカウントが間違っていると、ログインができませんので注意してください。
通常のログインを行う際には「取引アカウント」を選びましょう。
- 4. Facebook と連携ができていない
コインチェックは、Facebookアカウントでのログインに対応しています。
これは、便利な反面、セキュリティ上のリスクが高まるというデメリットがあるので、そもそも「あってないような機能」だと心得ておきましょう。よほどのことがない限り、コインチェックにアカウントを新設する際には、新規でメールアドレス・パスワードを設定してください。
ちなみに、Facebook経由でアカウントを作っている場合、Facebook側でメールアドレスを変更する、あるいはアカウントを削除するなど、イレギュラーなことをした時点で、コインチェックにログインをすることが困難となってしまいます。こういった観点からも、やはり、Facebookを使ってコインチェックを利用するのは避けるようにしましょう。
- 5. サーバーに負荷が掛かっている
コインチェックにアクセスが集中し、サーバーに負荷が掛かっていると、一時的にログインできなくなることがあります。
この場合、ユーザーの側で対処することはできませんので、サイトが復旧するのを待ちましょう。
コインチェックに問い合わせよう
以上の項目に目を通しても、ログインすることが不可能な場合は、コインチェックに直接問い合わせを行ってください。
コインチェックは中央集権型で管理者が存在している取引所になりますので、トラブルがあった際に、対応をしてくれるのが魅力です。
ログインができていない状態でも、問い合わせフォームへは、公式サイトからアクセスすることが可能です。
不正ログインが発覚した際には、緊急でアカウントを凍結してもらうこともできます。ただし、休日や夜間は対応してくれませんので、業務時間に注意しましょう。
コインチェックでNFTに投資する方法
NFTとは、非代替性トークンのことで、デジタルの世界において唯一無二の価値を持つデータのことを指します。
現在NFTアートが何億円もの値段で取引されて話題になっているので、興味を持っている人も多いことでしょう。
ゲームやアート等と連動させることで、このNFTは将来的に資産として活用させられる可能性が非常に高いです。
コインチェックにも、CoincheckNFT なるものが存在しているので、注目すべきでしょう。
1. アカウントを作成する
まずは、コインチェックにアカウントを作成する必要があります。
既に仮想通貨の取引を行っている人や、入金&出金の手続きを行った経験がある場合、ここはパスしてください。
2. ウォレットを作成する
コインチェック内に「ウォレット」を持っていない人は、資金管理のために、まずウォレットから作成します。
コインチェックで推奨されているのは、MetaMask(メタマスク)というアプリですので、これをダウンロードしましょう。
3. メタマスクにコインを送金する
ウォレットにコインを送金するには、日本円を入金しておく必要があります。
コインチェックへの入金方法と同じく、銀行振込、コンビニ入金、クイック入金の中から選べます。
4. NFTプラットフォームにログインする
ここまでの手続きが済んだら、あとは好きなNFTのプラットフォームにログインをし、自由に作品を購入したり、逆に作品を作って販売したりしましょう。
コインチェックのCMについて
松田翔太の出演CM
松田翔太の登場するインパクト絶大なコインチェックのCMが放送されるようになったのは、2021年9月からです。
コインチェックは、流出事件に巻き込まれて以降、テレビで大々的に告知することを控えていたのですが、事件から3年が経過したことにより、ようやくCMを再開できたわけです。
このCM、暗号資産に関する説明はないものの「暗号資産といえば、コインチェック。」という文字が松田翔太の顔を隠しており、本人がそれをイヤがるという構成で、非常に世界観が独特。必然的にその言葉の意味に興味を持ってしまいます。
ちなみに、松田翔太と掛け合いをしている、声のみ出演の女の子は一体、誰?と気になった人も多いでしょうが、その正体は女性スタッフさんなのだそう。可愛い声であるにも関わらず、名前が明かされていないなんて、ますます視聴者の興味を惹きつけてくれますよね!
出川哲郎の出演CM
コインチェックが日本国内で最初に認知されるようになったのは、2017年末のこと。出川哲朗が、一人二役で「なんでビットコイン取引はコインチェックがいいんだよ、兄さん」「兄さんが知らないはずないだろ?」と、シュールなやりとりを繰り返すCMが話題を呼びました。
このCMで興味を持ち、ビットコインへの投資を始めた人もいるので、それがキッカケで事件に巻き込まれてしまった人は、当時、出川哲朗のことを恨んだりもしていたようです。
彼にしてみれば、とんだとばっちり!風評被害も良いところですが、出川の出演している『世界の果てまでイッテQ!』では「今年、大切な何かを失う」と予言をされており「占いが当たった!」と、こちらの方面でも話題となっていたようです。
『宇宙戦艦ヤマト』採用CM
ロケットが発射される、ワクワク感の大きいコインチェックのCMが気になっていた人も多いのでは?
こちらに採用されている楽曲は、60年代以前生まれの人にとって馴染みの深い『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌です。しかも、有名なサビの部分ではなく、あえてオープニング部分を採用しているので、仮想通貨への投資がまさに「これから盛り上がっていく」という、そのムードと見事にシンクロしていますよね!
CMの効果は大きい
松田翔太のCMを見ても、出川哲朗のCMを見ても、結局、仮想通貨が何なのか、ビットコインの何が良いのかはわからないでしょう。しかし、多くの人々が「暗号資産って何だろう」と興味を抱くようになるのは明白です。
このように、CMの効果が非常に大きいことからも、仮想通貨への投資には将来性がある、期待ができると言えるでしょう。
まとめ
・コインチェックは、日本国内の取引所なので安全かつ安心でわかりやすい。
・初心者が仮想通貨への投資を始めるなら、コインチェックからがおすすめ。
・コインチェックは、過去に流出事件を起こしているが、その分セキュリティ対策が万全。
・スプレッドが広いので、取引所でなく販売所を利用したい人には、おすすめができない。